私が手放せない「登山便利グッズ」を紹介|登山をより快適に!

ツークシュピッツェ

こんにちは、DC山岳部ちか(@dc_mountain)です。

登山道具がある程度そろって山登りに行くようになると、次のステップは「いかに快適に登山をするか」を考え始めるのではないでしょうか。

私は登山を始めてから10年ほど経過しましたが、必要とされている装備の他にも「これもあった方が絶対に便利だな!」と感じる「登山便利グッズ」が増えてきました。

この記事では、私が実際の山行で快適に登山をするために、手放せなくなった「登山便利グッズ」を紹介していきます。

登山を始めた頃には知らなかったようなグッズもありますので、ぜひ参考にしてください!

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私が手放せない「登山便利グッズ」を紹介します!

三ノ塔から富士山を望む

では、私が手放せない「登山便利グッズ」を紹介します。

小型折り畳み傘

登山中は傘をさすのはNGと聞いたことがある人が多いと思いますが、広くて歩きやすい登山道を歩く時や、下山後に急に雨に降られた時に重宝します。

登山の準備をしていると、山行中の持ち物ばかり頭にあるので、意外と下山後に必要になるかもしれない傘を忘れがちです。

なので、私は基本的に傘はザックの中に入れっぱなし、絶対に必要ないであろう時だけ抜くようにしています。そのためには、登山中も邪魔にならない「コンパクト・軽量」の傘を用意しておくと安心です。

私は昔に購入したノーブランドの傘を使っていますが、下でリンクを貼ったモンベルの傘がおすすめです。

後日、追加で購入しましたがカラーバリエーションも可愛いので普段使いにもGOODです!

mont-bell 折りたたみ傘がオススメ!

ガベッジバッグ(ゴミ袋)

山では必ずゴミを持ち帰るビニール袋を用意するのが一般的ですが、近年ではビニール袋が有料になりました。

そんな時代に便利なのが、防水のがガベッジバッグです。

登山専用のゴミ袋を用意しておけば、繰り返し使えるのでエコですし、ゴミ袋を入れ忘れる心配がありません。

モンベルから販売されている「ガべッジバッグ」が、デザインも可愛くて機能性が高く(もちろん防水)、お手入れも簡単なのでオススメです。

モンベル ガベッジバッグが可愛い!

てぬぐい

少し前までは、登山でタオル持参派だったのですが、最近はもっぱら「てぬぐい派」です。

なぜならタオルの方がかさばって邪魔になるから。

一方で、てぬぐいは小さく畳めばぺったんこになりますし、首に巻いたり、頭に巻いたり、腕に巻いたり、汎用性が高いという特徴があります。

万が一、腕を骨折したり、足首を捻挫した時には、てぬぐいを使って固定することもできます。

また、下山後の温泉でも、てぬぐいは小型タオル代わりに活躍します。全国の山小屋のオリジナル「てぬぐい」を集めるのも楽しいですよね!

プレゼントにおすすめ!「ヤマノモリ安全登山てぬぐい」

サコッシュ(ショルダーバッグ)

サコッシュはあるとかなり便利なので、私は毎回必ず持っていきます。

登山中はサコッシュがあると邪魔になることがあるので、ザックに取り付けたり、中に入れたりした方が良いですが、特に移動中には携帯・お財布を入れておくのに便利です。

いざザックをおろしてトイレや買い出しにいく時や、電車・バスで移動中の時など、サコッシュに貴重品や必要なものが入っていれば、サッと取り出すだけなので便利です。

私は、マップケース付きのノースフェイスのサコッシュを使っていますが、アークテリクスのサコッシュも人気で気になっています。

ノースフェイス「フロントアクセサリーポケット」を愛用!

アークテリクスのサコッシュが人気!

登山用の財布

普段使っているようなブランド財布は、登山・アウトドアでは重くてかさばるので不向きですよね。

防水面を気にしてジップロックなどでお金を持っていく人もいるようですが、私は登山用のお財布を別に用意しています。

登山ではいかに荷物を軽量化するかが大事ですので、お軽量・コンパクトアウトドア財布がおすすめです。

今狙っているのは、撥水機能も高いmacpacのお財布です!

macpacトレイルワレット

携帯トイレ

登山のトイレ問題は、必ずついてくるトラブルです。

登山口・登山コースの途中・山頂にトイレがあれば良いですが、必ずあるとは限らないからです。また、数少ないトイレが故障中の時など(頻繁にあります)、登山道から外れて見つからないように用を足す必要あります。

その場合、携帯トイレは必ずしも必須という訳ではありませんが、近年では生態系を守るために「携帯トイレの使用を推奨する場所」が増えてきました。

人間の排泄物のせいで、川の水質が汚染される問題も報告されています。自然を守るためにも、周囲の人に迷惑をかけないためにも、必ず携帯したいグッズの一つです。

モンベルの便利な携帯トイレキット

防水スタッフバッグ(ドライサック)

防水のスタッフバッグは何個持っていても嬉しいものです。

登山では、雨の中歩いたり、川の水がかかったり、ザックやその中の持ち物が濡れてしまう場面があります。

そんな時に必要なのがザックの上につける防水のレインカバーですが、私は必ずザックの中身も防水のスタッフバッグに入れて保護するようにしています。

レインカバーを取り出すタイミングが無かったり、付けていても中身が濡れてしまうことがあるからです。

特に、ダウンの寝袋は絶対に濡れてはいけないので、私は「SEA TO SUMMITのドライサック」に入れています。

SEA TO SUMMITのeVacドライサックは、くるくると上から入り口を閉じると、下から空気が抜ける構造になっているので、コンプレッション(圧縮)効果で小さく収納できて便利です。

SEA TO SUMMIT eVacドライサック

超軽量のモバイルバッテリー

近年は、登山で地図アプリを起動させながら歩くのが常識になってきています。

また、登山口までのアクセスや地図を調べるのに、携帯やタブレットを多様しますよね。そんな中で、モバイルバッテリーを持ち歩くこともリスク管理の一つになってきました。

ケガや遭難などが発生した時に、もし充電切れで携帯電話がつながらなかったら、誰にも救助してもらえませんよね。

登山で持ち歩くモバイルバッテリーは、大容量であれば良いというわけではなく「軽量・コンパクト」であることも大事です。どのように選べば良いか別記事にまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

私が使っている一押し「オウルテック モバイルバッテリー」

小型レジャーシート

登山で小型レジャーシートを持っていくと、複数人で山ごはんする時に便利です。

近年では、掌サイズに収納できるレジャーシートが販売されているので、一人で山ごはんする時にさえ持っていくことがあるほどです。ストレスが溜まった日には、山の上でレジャーシートを敷いてゴロゴロしても良いですね。

下のマタドールのレジャーシートは、登山時にも邪魔にならないコンパクトさが秀逸です。

マタドールのレジャーシートは登山向き!

小型テーブル

レジャーシートを持っていくような日に、一緒に小型テーブルを持参して、ゆっくり山ごはんをするのが好きです。

やや荷物は重くなりますが、近所の低山にハイキングしにいくような日には、山の上での快適性がアップします。

私はSOTOのフィールドホッパーを使っています。折り畳めば30lのザックに収納できるほどコンパクトになりますし、アルミ製で軽量に作られているので持ち運びに便利です。

SOTOフィールドホッパー

ライター

登山でバーナー調理する人は、ライターを持っていった方が良いです。

というのも、登山用バーナーの着火装置は不具合が生じやすく、火がつかなくなる可能性があるからです。

私は以前、山の上でバーナーに火をつけようとしたら、不具合で全く火がつかず…。山ごはんを食べようとせっかく準備したのに、全てがパーになるところでしたが、隣にいたお姉さんにライターを貸してもらって助かった経験があります。

ライターは高所でも使えるフリント式が登山には向いていますが、着火が苦手な人は使い捨てライターを強化できる「SOTOのポケトーチ」が便利でおすすめです。

SOTOポケトーチ

ドライレイヤー

ドライレイヤーは、近年の登山では必要不可欠なものになりました。

私は最近までは使っていなかったのですが、夏山で汗染みが気になって着用するようになったら手放せなくなりました。

どんなに速乾性の高いベースレイヤーを着ていても、登山ではなんだかんだ大量に汗をかくので、ベースレイヤーが乾くまでは、汗冷えしたり不快な思いをすることがあります。

しかし、ベースレイヤーの下にドライレイヤーを着ていれば、すぐに汗を肌から剥がしてベースレイヤーに移してくれるので、肌を常にさらさらの状態にキープできるという画期的なアイテムです。

個人的に、ファイントラックのドライレイヤーが好きです。まだ持っていない人は、ぜひ試してみてください!

タンクトップ型もありますが、脇汗が気になる人は半袖型がオススメ。ミレーも人気ですが、ミレーのドライレイヤーは網目が大きくて、ザックを背負うと肌に食い込む感じが個人的にちょっと苦手です。

【男性】ファイントラック ドライレイヤー

【女性】ファイントラック ドライレイヤー

コンプレッション系のタイツ

登山用のタイツには主に2種類あって、圧力をかけて血行をよくする「コンプレッション系」と、筋力をサポートしてくれる「サポート系」があります。

私は両方持っているので、もちろん両方あると便利なのですが、登山後のむくみが気になる人には「コンプレッション系」のタイツをおすすめします。

特に女性は筋力が少なく、むくみで体の先端にたまった血液を循環させる力が弱いので、コンプレッション系のタイツを履いて圧力をかけることで「むくみ」が早く治ります。

【男性】C3fit インスピレーションロングタイツ

【女性】C3fit インスピレーションロングタイツ

▼登山後のむくみについては、以下の記事で詳しく解説していますので良かったら。

▼登山用タイツの選び方は、以下の記事をどうぞ

トレッキングポール

トレッキングポールは無くても登れますが、膝への負担を考えると用意した方が良いと思っています。

なぜなら、私の周りでは、若くても登山で膝痛に悩んでいる人が非常に多いからです。

自分の力量を超える山を登る時や、久しぶりに登山をする時などは、トレッキングポールを使って膝への負担を軽減させてあげた方が良いですよ。

今は大丈夫と思ってもダメージは蓄積されますし、登山では膝は消耗品とも言われているので、常日頃から気をつけて負担を減らしてあげることが大事です。

【男性】ブラックダイアモンド「トレイル」

【女性】ブラックダイアモンド「トレイル」

▼トレッキングポールの必要性や選び方については、以下の記事を参考にしてください。

▼私は、ブラックダイアモンドのトレイルを愛用しています(コスパ良いので)

保温・保冷ボトル(水筒)

登山では水分補給のためにペットボトルや水筒を用意しますが、保温・保冷機能に優れたボトル(水筒)は一つは用意しておきたいグッズです。

特に冬シーズンの登山では温かい飲み物が飲みたくなりますが、装備が増えるバーナーを持参するのが面倒になることがあります(冬は特に防寒具等装備が増えるので…)

そんなときに、熱々のお湯を保温力の高いボトルに入れて持っていけば、山頂で熱々のコーヒーを飲んだりカップラーメンを食べることも可能です!

夏は氷をたくさん入れて冷やして持っていくのにも適していますので、まだ持っていない人はぜひチェックしてみてください。

保温力が優れたうえに軽量なモデル「サーモス山専門ステンレスボトル」またはモンベルのアルパインサーモボトルがおすすめです。

サーモス山専門ステンレスボトル

500ml・750ml・900mlサイズがあります。個人的にはラーメン一杯+コーヒーが飲めるサイズ750mlがおすすめ。

▼その他、登山用の水筒については以下の記事をどうぞ。

チタン製のマグカップ

登山の山頂でゆっくりコーヒーを飲みたいという願望がある人も少なくないはず。

コップは必需品ではありませんが、あると何かとうれしいアイテムです。しかし形状的にかさばるので、持っていくのを面倒に感じる人も多いのでは…(私だけかな)

チタン製のマグマグカップは、軽量・頑丈なので登山にぴったりなアイテムです。とってが折りたためるタイプが収納しやすくておすすめです!

ダブルとシングルがありますが、シングルウォールのマグカップの方が直火にかけらるのでおすすめです。

バーナー

バーナーは一つ持っているとかなり便利。山頂でお湯を沸かして熱々のコーヒーが飲めるだけでなく、さまざまな山ごはんを自分で作れるので山登りが楽しくなるアイテムに一つです。

各アウトドアメーカーから販売されていますが、登山ではOD缶を利用するタイプがおすすめ。私は火力調整がしやすく高出力のEPIガスのバーナーをかれこれ10年近く使っています。

山の上の売店や山小屋は、販売しているものの料金がどうしても高くなってしまうので、バーナーや調理器具をそろえることで後々の節約につながります。

▼EPIガスバーナーのレビューは以下をどうぞ

まとめ:登山をより快適に!

登山をより快適に楽しむために役に立つ「登山便利グッズ」を紹介しました。

この記事を読んで、自分の登山グッズに取り入れてみたいと思うものが見つかれば嬉しいです。

随時更新していこうと思いますので、ぜひ参考にしてください。

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