登山でトレッキングポールは必須!【種類・選び方のポイントを解説】

こんにちは、Mountain DC ちかです。

突然ですが、登山でトレッキングポール(ストック)使っていますか?

以前、登山でよく発生するトラブルの一つ「膝痛」について記事を書きました。私の周りでは、若い年代のはずである20後半〜30前半の友人でも、登山で膝痛に悩まされている人が多くいます。

しかも一度「膝痛」を起こしてしまうと、若くてもなかなか治らない(泣)一生お付き合いしていかなければならないこともあります…。

▼膝痛に関する記事はこちら
【要注意】登山で膝を痛める原因は下山時にある!対策方法は?

膝痛にならないためにも、個人的には、登山ではトレッキングポールの使用が必須だと思っています。できるだけ負担を減らして、生涯長く登山を楽しめるコンディションをキープしたいですね。

この記事では、トレッキングポールを購入しようと考えている人に向けて、登山用ストックの種類やブランド、選び方のポイントをお伝えします。

トレッキングポールは、一度購入したら長く使えるので失敗したくないですよね。いろいろあって迷ってしまう〜という人は、ぜひ参考にしてください!

目次

トレッキングポールの重要な役割とは?

ゴロゴロの岩場を下る
ゴロゴロの岩場を下る

まずは、トレッキングポールを購入する前に、どんな役割があるのか知っておきましょう。

脚力を補助して体への負担を軽減する

登山は体に負担がかかる
Photo by Laura Gdc on Unsplash

トレッキングポールの一番の役割は、体への負担を減らすことです。

特に、頻繁に登山をしていると膝がオーバーユーズとなりやすく、長く続けるほどに膝のトラブルを引き起こす可能性が高くなります。登山では膝は「消耗品」とも言われている由縁です。

また、下山時には、足を着地させる衝撃を膝で吸収するので、直に膝に負担が発生しやすくなります。その負担を和らげる大切な役割をはたすのが、登山のストック「トレッキングポール」です。

トレッキングポールを使うことで、普段は2足歩行の人間が、4即歩行に変身!荷物や体の重さを、腕にも分散して歩くことができます。

トレッキングポールを適切に使うことで、体にかかる負担は、最大で7キロも軽減されるという計算もあるほどです。

消耗品である膝の負担を大幅に軽減させることで、登山で一番頻繁に起こるトラブルの一つである「膝痛」のリスクを回避できます。

体のブレを防ぎ、バランスが取りやすくなる

ストックを使えば下りも安定
ストックを使えば下りも安定

トレッキングポールを使うとバランスを取りやすくなるので、特に下山時などに疲れで転倒するリスクを防いてくれます。

また、体が左右にブレやすい人も、トレッキングポールを使うことでブレを軽減させることができます。体感がブレていると体への負担は増すので、疲れやすくなります。

私も個人的に体がブレやすいので、ストックが必須ですが、使わない時には腕を胸の前で組むことで対応しています。また、下山時にはストックを積極的に活用することで、バランスを取りながら下山します。

下山時には、大きな段差がある階段を下る時や、大きな岩がゴロゴロとしている道の時などに、トレッキングポールを使用すると大きな効果を実感するはずです。

ちか

ストックは2本使った方が、よりバランスが取りやすくなりますよ!

登りでは推進力が増す

登りでぐんぐん前へ
Photo by Stéphane Fellay on Unsplash

登りでは、トレッキングポールで腕の力も借りることで、より前へ進む力が強くなります。

あまりトレッキングポールに頼り過ぎると脚力がつかないので、私は基本的に下りの時を中心にトレッキングポールを使うようにしています。

しかし、ひさしぶりの山行で脚力パワーが足りない時や、斜度の急な山を登る時を中心に、登りでもトレッキングポールの力を借りるようにしています。

自分の力量以上の山にチャレンジする時や、ひさしぶりに登山をする時などには、やはりトレッキングポールは持っていくようにした方が安心ですね。

トレッキングポールの種類と選び方【3つのポイント】

トレッキングポールの長さを調整
トレッキングポールの長さを調整

では、登山用のトレッキングポール(ストック)には、どんな種類があって、どれを選べば良いのか解説していきます。

  1. 素材から選ぶ:アルミとカーボンどっち?
  2. 形から選ぶ:折りたたみ式と収縮式どっち?
  3. ジョイント形式から選ぶ:レバー式とスクリュー式どっち?

素材から選ぶ:アルミとカーボンどっち?

トレッキングポールには2種類の素材、アルミまたはカーボンを選びます。どちらが良いかは、それぞれのメリット・デメリットから見て決めていきましょう。

アルミ素材のメリット・デメリット

アルミ素材は広く流通しているストックです。何よりも料金が安いので購入しやすいですし、衝撃があっても折れない(曲がる)ところがメリットです。デメリットはカーボンと比べるとやや重いところ。

  • 価格が安い
  • 衝撃に強い(折れない)

カーボン素材のメリット・デメリット

カーボンはとにかく軽量で、しなやかな素材なので衝撃を吸収してくれるところがメリットです。しかし、亀裂が入ると折れやすく、実際に「ストックが折れてしまった!」というトラブルはよく耳にします。

  • 軽量
  • しなやかで衝撃を吸収してくれる
ちか

カーボンの軽量性は魅力的ですが、個人的にはアルミでいいかな…と思っています。
または、両方の良いとこ取りをしたハイブリット素材のトレッキングポールも出てきています!

形から選ぶ:折りたたみ式と収縮式どっち?

収縮式(テレスコーピング)
収縮式(テレスコーピング)

トレッキングポールは持ち運び時に小さくして収納します。その際に、折りたたみ式と、テレスコーピング(収縮)式と悩む人が多いのではないでしょうか。

それぞれの特徴とメリット・デメリットを比較していきましょう。

折りたたみ式のメリット・デメリット

折りたたみ型は、いくつかに別れたポールがワイヤーで連結された形状で、たたむとコンパクトになりザックに収納できます。岩場や鎖場などでストックを使わない時に、ザック内に収納できると邪魔にならず便利です。

  • 軽量
  • コンパクト
  • ザックの中に収納できる

▼下の写真のような形です

テレスコーピング(収縮式)のメリット・デメリット

テレスコーピング式(収縮式)とは、望遠鏡の筒のように、収縮して収納するタイプの形状です。

折りたたみ式に比べて、強度があるのと、長さ調節がしやすいところがポイントです。小さく収縮させても、長さがあるので、ザックの中には収納できず、ザック外に取り付けて持ち運びます。

私は個人的にトレッキングポールに頼ってしまうことが多いので(負荷をかけてしまう)、頑丈なテレスコーピング式を好んで使っています。

  • 強度が高いので、負荷をかけても比較的安心
  • 長さ調節の幅が広い
  • 値段が安くカラー・モデルなどバリエーションが多い

▼テレスコーピング式は以下のような形です

ちか

個人的にはテレスコーピング式を愛用していますが、折りたたみ式のザックの中に収納できるメリットはなかなか大きいと感じています。

ジョイント形式から選ぶ:レバー式とスクリュー式どっち?

レバー式のトレッキングポール
レバー式のトレッキングポール

トレッキングポールの長さを調節するのに、大きく分けて「レバー式」と「スクリュー式」があります。個人的には、「レバー式」が簡単に調節できておすすめです!

スクリュー式はロックするのに力が必要ですし、締めすぎて壊れるなどのリスクもあるので、おすすめできません。

レバー式は力もいらず簡単!

まずはレバーを上げて、自分の長さのメモリに位置を合わせます。

レバー式
レバー式の調整方法

レバーをパチンと下げて止めるだけで固定できます。

レバー式の固定方法
レバー式の固定方法

その他、気になる性能や注意点

ザックとストック
ザックとストック

上で紹介した2つのポイントが、トレッキングポールを選ぶに当たって最重要です。他に気になる性能や補助パーツを紹介します。

バスケットは必須!

雪山でストックを使う人は、トレッキングポールの先にバスケットを取り付けられるタイプを選んでください!

結構取り付けられないタイプもあり、購入してから気づく人もいるようです。

バスケットとは、以下のようなものです。これがないと、雪にストックが沈んでしまい、雪山では使い物になりません。

スノーバスケット
スノーバスケット

アンチショックシステムはいる?

トレッキングポールには、衝撃を和らげる「アンチショックシステム」という機能がついているものがあります。先端が収縮することで、手首に伝わるショックを軽減させます。

こちらは好みによりますが、私は体重を乗せ難くなるので使用していません。また、アンチショックシステム付きだと、多少料金も高くなりますし、重量も増します。

よほどのこだわりがなければ機能が付いていなくても問題ないと思います。

グリップはロングタイプに限る!

トレッキングポールを選ぶ時に、グリップの素材は好みで選べば良いと思います。しかし、どの素材でも譲れないポイントとして、グリップはロングタイプのものを選ぶことをおすすめします。

ロングタイプを選べば、登りでストックを短く使いたい時も、下りでストックを長く使いたい時も、わざわざジョイント部分で長さ調節しなくても、グリップの持つ位置をずらすだけで簡単に調節ができて便利です。

通常使用時のグリップの位置。

ストック通常使用時のグリップの位置
ストック通常使用時のグリップの位置

短く持ちたい時は、グリップの下の方に手の位置をずらす。

ストックを短く持ちたい時
短く持ちたい時

まとめ:長く使える定番モデルがおすすめ!

結局、いろいろな商品が各メーカーから出ていますが、おすすめは定番の人気モデルです。

というのも、トレッキングポールは一度購入すると買い換えることがほとんどないので、長い間利用することになるからです。

生産量の安定している人気メーカー・モデルであれば、トレッキングポールが消耗した時や、補助パーツを無くしてしまった時など、パーツの取り寄せなどもスムーズです。

定番トレッキングポールのブランドといえば、ブラックダイアモンド、LEKI、SHINANOがあります。どのブランドも品質は保証されていますが、その中でも、ブラックダイアモンドは値段が安いのでおすすめです。

下の記事で、ブラックダイアモンドのトレッキングポールを詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

▼私が使っているのは、ブラックダイアモンド・トレイル【アルミ素材・テレスコーピング式】

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