【夏山縦走も快適】一年中登山で活躍するメリノウールの素晴らしさ!

こんにちは、Mountain DCちか(@dc_mountain)です。

ニュージーランドの山旅ツアー添乗の仕事をしてから、メリノウール素材にハマってしまいました。

登山では、ウール素材が便利であることは知られていますが、その中でも最上級の品質を誇るのがメリノウール。夏は涼しく、冬は温かいので、登山では一年中活躍する素材です。

その上、メリノウールには高い防臭殺菌効果があるので、テント・山小屋宿泊で縦走する時に大活躍!数日着ていても臭わないので、登山中のウエアを最小限にして軽量化につながります。

「メリノウールは評判が良いから気になっているけど、値段が高いし失敗したくない…」と使用を迷っている人は、この記事を読んでメリノウールの良さを知ってほしいです!

また、メリノウールで評判の良いおすすめブランド・商品を紹介しますので、ぜひ一度試してみてください。特に、これからアルプス縦走を計画している人は、メリノウールのウエアはマストアイテムです!

目次

メリノウールはどんな素材?

ニュージーランドにはメリノ羊専用のファームが!
ニュージーランドのメリノ羊専用のファーム(毛は刈り取られていました)

メリノウールとは、メリノ種と呼ばれる羊の毛から採取されたウール素材のことです。主に、オーストラリア・ニュージーランド・フランスで飼育されているものが有名です。

数あるウールの中でも最高品質といわれ、細くて弾力のある毛、吸い付くような肌触りが特徴です。「着るエアコン」と呼ばれている通り、オールシーズン体温や湿度を一定に保つ機能が高いウールです。

そんなメリノ羊の毛の恩恵を受けたメリノウール素材のウエアは、運動強度の高い登山・アウトドアのシーンで重宝されています。

登山でメリノウール素材を着用する4つのメリット

トップスが購入したアイスブレーカー

では、メリノウール素材のウエアを着用することの、4つのメリットを紹介します。

  1. 一年中快適【夏に涼しく、冬に暖かい】
  2. 吸収性と湿度管理【体が冷えない】
  3. 長時間着用しても臭わない【長期縦走におすすめ!】
  4. お肌にやさしい【紫外線カット】

一年中快適【夏に涼しく、冬に暖かい】

メリノウールは、冬に保温性が高くて暖かい素材だという印象が強いかもしれませんが、オールシーズン快適に過ごせる素材です。夏山でも涼しく快適に過ごせるので、ぜひ試してみてください!

メリノウールは、体温を一定に保つ力に優れています。あらゆる気候・コンディションでも、外気と肌と両方の温度変化に反応し、熱を取り込んだり排出したりして調整してくれます。

登山では、服装をこまめに脱ぎ着して体温調整をしますが、メリノウール天然素材の「着るエアコンパワー」で、オールシーズン快適な登山をサポートしてくれます!

夏でも快適なのは本当にすごい…はじめて着用した時に驚きました!

吸収性と湿度管理【体が冷えない】

登山では、ポリエステルなどに代表される、吸収速乾性のある素材が適しているといわれています。汗などで服が濡れたままだと、体が冷えてしまうためです。

メリノウール素材は、外気の湿度や汗を吸収する力に優れています。一方で、水分を繊維内にためこむ性質があるため、速乾性はあまり高い方ではありません。

しかし、メリノウールの場合は、体が冷えると感じることがありません。なぜなら、汗で体が濡れる前に繊維の中に35%もの水分量を吸収でき、徐々にゆっくりと水分と熱を排出するので、一定の体温を保つことができます。

汗でしっとりしている感じはあるのに、体は常にドライ&快適に保たれているという不思議な感覚です!

長時間着用しても臭わない【長期縦走におすすめ!】

登山では、汗を大量にかくスポーツなので、どうしても長時間着用していると匂いが気になりますよね。

特にこれからの夏シーズンには、アルプス長期縦走を計画している人も多いでしょう。ザックに何着ウエア入れていこう…と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

メリノウール素材の登山ウエアを持っていけば、行動中に着用したものを一晩干しておくだけで防臭効果が発揮されるので、行動中ウエアは必要最小限でOKです!

メリノウール素材のウエアに変えるだけで、本当に匂いが気にならなくなり、荷物の軽量化につながりました!

お肌にやさしい【紫外線もカット】

通常のウール素材を思い浮かべると、チクチク感が気になる…という人も多いのではないかと思います。ですが、メリノウールは繊維が細かいので、肌ざわりが良いという特徴があります。

お肌が弱いという人にも安心の天然素材なので、登山中もチクチクを気にすることなく快適にすごせす。

また、あまり知られていないかもしれませんが、メリノウールには紫外線遮断効果もあるので、日差しの気になる夏山登山時にもおすすめですよ!

メリノウールで信頼のおけるブランド・商品はどれ?

メリノ羊
Photo by Martin Bisof on Unsplash

近年のメリノウールブームもあって、さまざまなブランドからメリノウールの商品が発売されているため、全体的な品質が落ちてきているように感じます。

その中でも、私が信頼しているメリノウール専門のブランドは以下です。

  1. アイスブレーカー【メリノウールのパイオニアブランド】
  2. スマートウール【メリノウール専門のアウトドアブランド】
  3. パタゴニア【最近発売されたメリノウール商品が人気】

では、それぞれのブランドのおすすめ商品を紹介します。商品を選ぶ際に、以下の目安を参考に、生地の厚さにも注意してください!

メリノウール素材の選び方目安
  • 【夏山におすすめ】薄手タイプ:150 g/m2
  • 【オールシーズン】中厚手タイプオールシーズン:200 g/m2
  • 【冬山におすすめ】厚手タイプ:250~260 g/m2

アイスブレーカー

メリノウールはアイスブレーカーを選べば間違えありません。

ニュージーランドの高山帯で飼育された、希少で高品質なメリノウールのみを使用、メリノウールの良さがしっかりと生かしているブランドです。

無駄を削ぎ落とされたシンプルなデザイン、細部まで行き届いたモノづくりへのこだわり、それゆえの機能性の高さ・着心地の良さ、全てにおいて信頼のおけるブランドだと思っています。

150 ゾーン ロングスリーブ クルー

背中や両サイドがメッシュ素材で通気性の良いタイプ。活動量の多い登山のシーンでもベースレイヤーとして活躍してくれます。

冬や寒い時期はレイヤリングして使いましょう。

200 オアシス ロングスリーブ クルー

100%メリノウール配合の中厚手タイプで、登山では一年中活躍する汎用性が高い定番モデル。

普段使いもしやすいデザインです。

スマートウール

メリノウールを使用したソックス・アンダーウェアを販売する専用のアメリカのブランド。メリノウールのアイテムだけに特化し、その素材の着心地のよさを発信しています。

アイスブレーカーよりも、カラーバリエーションやデザインが豊富です。あと、靴下の種類もたくさんあるので、おすすめです。

メリノウール150

登山用の靴下

パタゴニア

パタゴニアからも、夏登山に快適なメリノウール素材のベースレイヤーが発売されました!

メリノウール素材にポリエステルを混紡、両方の素材の良いところを活かした速乾性の良いつくりになっています。

デザインや色合いが可愛いので、ぜひチェックしてみてください!

キャプリーン・クール・メリノ・シャツ

>>パタゴニアオンラインショップはこちらへ

メリノウール素材の扱いで注意すること

Image by Lisa Baird from Pixabay

次に、メリノウール素材のウエアの扱いで、気をつけるポイントを紹介します。正しくメンテナンスして、長く使いましょう!

乾燥機はNG【縮みの原因となる】

ウール素材は縮みやすいという印象があると思いますが、メリノウールのアウトドア・ウエアの場合は(製品にもよりますが)基本的に普通の洗濯機で洗えます。

信頼できるメリノウール製品で有名なアウトドアブランド(アイスブレイカーやスマートウールなど)のものであれば、洗濯による縮みもありません。むしろ、洗濯することで機能が復活することもあります。

しかし、乾燥機にかけてしまうと、繊維の傷みや縮み原因になりますので避けた方が良いでしょう。

柔軟剤・漂白剤は使わない

通常の弱アルカリ性洗剤を使用した洗濯はOKですが、icebreaker公式ホームページ(英語)を見ると、柔軟剤・漂白剤も避けるように記述がありました。

こちらも繊維を傷めて寿命を縮めてしまう可能性がありますので、使用は控えることをおすすめします。

まとめ:メリノウール快適だから試してみて!

登山でメリノウールを着用することの快適さを解説させていただきました。少しでも気になる人は、ぜひ試してみて、着心地のよさを体験してください!

近年では、さまざまなメーカーからメリノウールの製品が発売されています。モンベルやワークマンまでもが、安価なメリノウール商品を出回るようになりました。それ故に、メリノウールの品質が下がってきていると感じることがあります。

メリノウール天然素材の本来の良さを知るためには、信頼できる技術と実績のある商品を選ぶべきだと思っています。少し料金は高くなりましたが、一度購入すれば長く使えるので元は取れるはずです!

ぜひ信頼できるブランドの、本物のメリノウール商品を選んで、登山でオールシーズン活用させてください。

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