【テント泊用ザックの選び方&おすすめ】重さより背負い心地が大事!

こんにちは、DC山岳部ちか(@dc_mountain)です。

今年こそテント泊デビューするために、スポーツ用品店に足を伸ばしてきました。

今回のお目当ては、登山のテント泊用の大型ザックです!ショップ定員さんに選び方のポイントを詳しく聞いてきたので、これから大型ザック(50l-70l)を購入しようとしている人向けに情報をシェアしたいと思います。

実は、その前にも何度かショップを訪れていたのですが、その時には良い定員さんに恵まれず…(泣)イマイチふに落ちなかったので、購入せずに帰ってくるようなこともありました。

登山用の大型ザックは安くても3万円以上しますし、長く使うものなので失敗はできません。なので、事前にしっかりと情報収集しておきたいですよね。

今回は、これからテント泊用のザックを購入する人に参考になるように、店員さんに教わった大型ザックの選び方、気になるザックの軽量化について、最後に初心者におすすめできる大型ザックモデルを紹介します。

ちか

実際に私が決めたザック「カリマー・クーガーグレイス」の、購入に至る経緯や決め手なども併せてレビューします!

目次

テント泊用大型ザックの選び方【3ステップ】

テント泊
テント泊

まず始めに、テント泊用大型ザックの基本的な選び方のポイントを紹介します。

  1. サイズ・容量を決める
  2. 体へのフィット感を確認
  3. ザックのディテール(機能面)をチェック

サイズ・容量を決める

テント泊装備のザックのサイズ・容量は、およそ50L以上といわれています。しかし、持っていく日数分の食料や、防寒着などでもボリュームが変わるため、やや大きめのサイズを用意した方が汎用性は高くなります。

人によって持っていくものなどが変わりますが、UL化を突き詰めたベテラン勢でもない限りは、一般的には60L以上のモデルを選ぶのがおすすめです。また、積雪期(冬山・春山)をしようと考えている人は、装備が増えるので、プラスして10-15L程度大きいものを選びます。

雪山
雪山は装備が増える

ただし、上記はあくまで目安、人によって必要なサイズ・容量は異なります。

というのも、近年では、テント泊に必要な装備(テント・マット・寝袋)などが年々進化していて、昔では考えられないほど、軽量・コンパクトになりました。

まずは、テント泊に必要な装備(テント・マット・寝袋)をまず準備してから一番最後に全てを収納できるサイズのザックを購入するようにしましょう!

体へのフィット感を確認!

大型のザックを購入する時には、必ず登山用品店で重りを入れてもらって、体・背中へのフィット感を確認しましょう!

大型ザックはフィット感が大事
大型ザックはフィット感が大事

自分の体に合っていないものだと、荷物の重さが分散されず、長時間背負うことがかなり苦痛になります。少しでも背負った時に違和感があったり、どこか体の一部に当たるような感触があったら、そのザックは合っていないということになります。

こればかりは、人それぞれ体の型が異なりますので、背負ってみなければわかりません。

特に女性は、女性モデルのあるシリーズが限られているので、ザック選びに苦労するかもしれません。特に、男性モデルだと背面が合わないと感じることが多く、私もユニセックスモデルを使ったことがありますがフィットしませんでした。

私の場合、価格重視でオスプレーの60Lザックを試着しましたが、骨盤にヒップベルトが当たる感覚があり、これはダメだ…と一瞬であきらめました(予算大幅アップ…泣)

いくら安くても長く使えないと意味がないので、フィット感は妥協せずに何度も試しましょう!

ザックのディテール(機能面)をチェック

自分の体にフィットするかどうか試着したら、最後にザックの機能面をチェックしましょう。

ザックによってサイズ調整、ポケットの大きさ、レインカバー、アタックザックなど、機能面が異なります。近年では、レインカバー搭載のものが多いですが、中にはついていないモデルもあるので気を付けましょう。

今回私が購入したカリマーのクーガーは、レインカバーが付いていないモデルだったので、レインカバー購入に別途4,000円追加料金が発生しました(レインカバー使わない人もいますよね)。アタックザックも付いていないので、こちらも後日購入しようと思っています。

カリマー大型ザック(クーガーグレイス)
カリマーのクーガーは別途レインカバーが別売

もう一つの候補だったグレゴリーのDIVAモデルは、レインカバー・アタックザック搭載モデルなので、ザック自体の料金は42,000円とカリマーよりも高額ですが、追加費用がかからないので結果としては安く収まるのかもしれません。

機能面もチェックして、総合的にどのザックを購入するか判断することをおすすめします。

私は長く使える頑丈さ&背負い心地重視でカリマーに決めました!

ザックの重量よりも【背負った時の軽さが大事!】

Photo by Lukas L on Unsplash

テント泊の装備をそろえる時に、重量を気にしますよね。できるだけ、軽量&コンパクトにして、荷物の負担を減らしたいと考えて準備を進める人がほとんどだと思います。

しかし、ザックだけは重さは気にしてはいけません!!!

私もはじめてテント泊用のザックを選ぶため、かなり下調べをしました。近年では、UL(ウルトラライト)化という言葉が流行っていて、雑誌の特集などでもUL化されたザックをよく見かけるようになりました。

その影響もあり、私も「ザックも軽量化すればさらに快適なのでは…」と考えていたのですが、実際に登山用品店で背負ってみて、その考えは間違いだったと気づきました。

登山用品店で、UL化ザックと重量のあるザックと、同じ重さの荷物を入れて背負比べてみた結果「あれ…?重いザックの方がぜんぜん荷物が軽い…!!!」ということが起こり、かなりびっくりしました。

なぜザックが重くても、荷物が軽く感じるの?

では、なぜザック自体が重いのに、荷物の負荷は少なく感じるのでしょか?

それは大型ザックは、より重い荷物を背負えるように、ヒップベルト・ショルダーベルト・背面のパットが分厚く強力に造られているからです。荷物の負荷が、肩・背中・腰へと分散され、荷物を体全体で背負うことができるので、重いものも軽く背負える仕組みになっているのですね。

頑丈&強力なヒップベルト&パット付き
頑丈&強力なヒップベルト&パット付き

むやみやたらに重いわけではなく、正統な理由があっての重量なのです。

その反面、軽量化ザックの場合(いわゆるUL系ザック)、そもそも中に入れる荷物も軽量化することを前提に造られているため、ヒップベルト・ショルダーベルト・背面のパットが薄く貧弱です。なので、軽量化ザックに重たい荷物を入れてしまうと、その分の重量がダイレクトに肩へとのしかかります。

荷物が重くなればなるほど特にヒップベルトの効果は絶大なので、初心者はザックの軽量化はせず「背負った時に軽く感じる」ザックを選ぶことをおすすめします!

初心者におすすめ大型ザックのブランド&モデル!

購入したカリマーのクーガー

最後に、登山用品店で教えてもらった初心者におすすめできるメーカ・モデルの商品を紹介します。それぞれ男性・女性モデルがあるものを選びました。

ザックの候補を絞り込んで、登山用品店でフィット感をチェック後、より安く購入できるネットで商品チェックをおすすめします。

グレゴリー バルトロ 65 or ディバ60

グレゴリーは登山者の中では、大型ザック人気No.1のブランドです。中でも、バルトロ65は初心者がはじめて購入するザックにぴったり、女性モデルはディバ60と名前が変わります

人気の理由は、圧倒的な「背負い心地」にあると思います。重い荷物を軽く背負えるように、ヒップベルトやショルダーハーネスでカバーされています。店舗で重りを入れて背負い比べてみると「ぜんぜん違う!」と驚くことになり、みんな結局グレゴリー買ってしまいます(笑)

また、そこそこ料金はしますが、ザックカバーやアタックザックが付いていて、ディテールが充実しているので、結局いろいろ総合的に考えると「グレゴリーがお得じゃん!」となりやすいですね。

多くの人に愛されている分、唯一のデメリットは人と被りやすい点ですかね。

▼グレゴリー バルトロ65
カラーは「オニクスブラック」「フェラスオレンジ」「ダスクブルー」から選べます。

¥34,850 (2021/07/01 09:02時点 | Amazon調べ)

▼グレゴリー ディバ60
カラーは3色「エジプシャンブルー」「アンティグアグリーン」「プラムレッド」から選べます。

カリマー クーガー or クーガーグレイス 55-75

私はいろいろ背負ってみて、カリマーのクーガーがフィット感があり、背負った時に一番軽く感じたので、クーガーグレイスに決めました。ユニセックスモデルが「クーガー」、女性モデルが「クーガーグレイス」です。

容量は55-75Lと記載があるとおり、拡張性が高いところが特徴で、荷物が増えやすい人におすすめです。また、グレゴリーと同様にパットが分厚いので、ザック自体に重量がありますが「背負うと荷物が軽い!」と感じやすいモデルです。

デメリットは、ザックカバーやアタックザックが付いていないところですね。ですが、ザックカバーは使わない人もいますし、アタックザックは別に気に入ったものを購入したい方が良いという人もいると思います。

私が個人的にカリマーで気に入ったポイントは、雨蓋が後ろに倒れる使用になっているので、後頭部に当たらずに快適だったからです。グレゴリーは荷物(重り)をパンパンに入れると、雨蓋が立つので、頭にポンポンと当たるのが気になりました。

あとは、人とかぶらないところ、耐久性が高く頑丈なところが良いです!

カリマーのクーガー詳細は、また後日レビューします。背面調整が可能なので、サイズは誰にでも合わせやすいですよ!

▼カリマー クーガー 55-75 (ユニセックスモデル)
カラーは3色「チリ(赤)」「ネイビー」「シンダー(カーキーっぽい色)」から選べます。

▼カリマー クーガーグレイル(女性モデル)
カラーは3色「ワイン(ピンクっぽい色0」「ネイビー」「シンダー(カーキーっぽい色)」から選べます。

オスプレー イーサー65 or エーリエル65

オスプレーも大型ザックで人気のユニセックスモデル イーサー65と、女性モデルエーリエル65が発売されています。特にヒップベルトががっしり頑丈なところが特徴で、肩だけでなく重さが分散される造りになっています。

もちろんレインカバー標準装備、雨蓋が外せてアタックザック代わりになったり、ストックホルダーがついていたりなど、こまかい部分に便利機能が満載なので、ぜひチェックしてみてください。

私の場合は、残念ながら特徴の一つである頑丈なヒップベルトが合わず、骨盤の骨に当たる感じがしたので諦めました。背負い心地のフィット感は人それぞれなので、気になる人は試してみてくださいね。

上の二つに比べると料金もやや安いので、フィット感が合えばおすすめです!

▼オスプレーイーサー65
カラーは「ブラック」「ディープウォーターブルー」「ガーリックマスタードグリーン」です。

▼オスプレー エーリエル 65
カラーは「ブラック」「クラレットレッド」「セラミックブルー」です。

¥29,920 (2021/07/01 11:16時点 | Amazon調べ)

まとめ:ザックは妥協しないで選ぼう!

テント泊用の大型ザックの選び方についてまとめました。

まずは、いろいろ情報収集して候補を絞り込み、店頭でかたっぱしから背負ってみることをおすすめします。フィット感の合うもの、背負って軽く感じるものを見つけたら、ディテールをチェックして決めましょう!

私も事前に良さそうだなと思ったものを背負ってみましたが、背負い心地にかなり差がありました。他にも、ヨーロッパ系のザックが好きなので、ミレーのサースフェーなども背負ってみましたが、残念ながらフィットしませんでした。

長時間重い荷物を背負って歩くテント泊山行では、フィットしないザックを使うのは、苦痛以外の何ものでもありません。

長く使うことを前提に、一番背負い心地がよく、ディテールの気に入ったものを購入することをおすすめします!

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