紅葉の涸沢カール登山情報まとめ|ベストな時期・山小屋・グルメ!

涸沢カールのモルゲンロート

昨年、10月初旬の紅葉シーズンの涸沢カールの紅葉を見に行ってきました!涸沢カールの紅葉といえば、登山をしない人でも「一生に一度は見にいきたい」と憧れる場所です。

しかし、涸沢周辺の山小屋は旅行会社の登山ツアーで押さえられていて満室になっていたり、せっかく小屋を予約できても時期がまだ早かったりなど、計画段階で苦労する人も多いのではないでしょうか。

今回は、昨シーズンに実際に訪問した経験から、涸沢カールの紅葉登山の時期を決めるポイントや、現地でたくさん楽しむために事前に知っておいた方が良いポイント(山小屋事情・グルメ等)を紹介します。

昨年訪問時の紅葉の深まり具合も写真で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!

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【2022年】涸沢カール「紅葉」のベストは時期とは?

涸沢カール
涸沢の紅葉

まずは、誰もが計画段階で気になるであろうベストな時期は9月下旬〜10月上旬と言われていますが、その年によって紅葉のド・ピークというのは少しずつズレてしまうのが現実です。

しかし近年の傾向からいうと、10月一週目を狙えばほぼ間違えなく紅葉の景色が見られるのでおすすめです。

たとえド・ピークが過ぎていたとしても完全に終わってはいないですし、むしろ涸沢カールに向かう途中の登山道がピークをむかえて登山道でも素晴らしい景色を楽しめるからです。

紅葉は標高が高いところから徐々に下に降りてくるので、反対にもし時期が早過ぎた場合には残念な結果になることがあります。

2022年の涸沢紅葉は、10月1日(土)2日(日)〜一週間以内がおすすめです。

【2021年】昨シーズンの紅葉情報【10月7日8日訪問】

上高地から涸沢地図(出典:涸沢ヒュッテホームページより)

たいへんわかりやすい上の地図は、涸沢ヒュッテのホームページよりPDFでダウンロード可能です。

ちなみに、昨年は10月7日8日に訪問していて、ピークはやや過ぎている時期でしたが、涸沢カールの紅葉はまだ残っていて絶景でした!また、登山道の紅葉が素晴らしかったので、登山道の区間ごとに写真で紹介します。

  1. 上高地〜横尾山荘【まだまだ】
  2. 横尾山荘〜本谷橋【紅葉は5.6割】
  3. 本谷橋〜涸沢ヒュッテ【ドピーク!】
  4. 涸沢カール【ややピーク過ぎ】

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①上高地から横尾山荘【まだまだ】

まず、登山スタート地点の上高地では、まだまだ木々が青々していました!いつもの美しい上高地の景色です。

上高地の美しい景色
上高地の美しい景色

上高地周辺は10月中旬〜下旬以降の紅葉になるようですが、時期が遅くなるにつれて山の上では雪が降り、雪化粧した穂高連邦を拝めることもあるようです!

上高地から横尾山荘までは、私が訪問した時期は全く紅葉していませんでした。

青々した木々に囲まれた登山道

②横尾山荘〜本谷橋まで【紅葉は5.6割】

横尾山荘から本谷橋に近づくにつれて、徐々に黄色く色づいている木々が出てきて、ようやく紅葉シーズンに登山をしにきた気分が味わえました。

本谷橋へ向かう登山道
本谷橋へ向かう登山道

涸沢カールまで本格的な登りが始まる本谷橋周辺はこちら。

本谷橋の周囲は紅葉していますが、後ろの山を見るとまだ青々しているのでまだピークではありません。

本谷橋の紅葉
本谷橋

本谷橋からは、本格的な登りが始まるので、川沿いでは休憩している人で賑わっていました。

③本谷橋〜涸沢ヒュッテ【ドピーク!】

本谷橋から登り始めると、標高が上がるにつれて周囲の紅葉がどんどん深まっていくのがわかります。

この辺りの登山道は激混みするので気をつけて登ってください。

黄色いトンネルの中を歩く

涸沢カール直下では、紅葉のド・ピーク!!

涸沢カールに向かって、ずーと黄金の絨毯のような素晴らしい景色が続いていました。

黄金の絨毯のよう

こんなキレイな紅葉は、今まで見たことありませんでした〜!

涸沢まだあと10分の急坂で振り返ると、ナナカマドの赤色と葉っぱの黄色が鮮やかな絶景が広がっていました。

何度も足を止めて写真を撮りました!

涸沢カール直下の坂

涸沢カールの紅葉【ややピーク過ぎ】

昨年の涸沢カールピークは9/30日・10/1日頃だったので、ド・ピークは過ぎたかなという感じでしたが、まだまだ紅葉が残っていました。

下の写真は涸沢ヒュッテから、テント場〜涸沢小屋〜北穂方面の景色です。

紅葉の涸沢カール
紅葉の涸沢カール

テント場からの景色はこんな感じでした。

涸沢テント場からの景色

涸沢小屋から見る景色はこちら。もう少し赤色が欲しいな〜という気もしましたが、個人的には大満足でした。

涸沢小屋より
涸沢小屋からの景色

翌朝は、涸沢カールが朝日で真っ赤に染まるモルゲンロートも見れて最高でした!

涸沢カールのモルゲンロート
涸沢カールのモルゲンロート

山小屋・グルメ情報まとめ

涸沢ヒュッテ

上高地から涸沢までの間には、たくさん山小屋がありランチ・デザートなどグルメも楽しめます。

また涸沢ヒュッテや涸沢カールが取れない場合には、もう少し手前の山小屋に宿泊するなどの選択肢もありますので、チェックしてみてください。

徳沢園

徳沢園は、上高地から約2時間歩いたところにある山小屋ですが、登山者の間では徳沢園グルメが大人気!

徳沢園
いつも大人気な徳沢園

山小屋のお部屋だけでなく、雰囲気の良いテントサイトもあります。

徳沢園キャンプサイト
徳沢園キャンプサイト

こんなところに泊まってのんびりするのも最高ですね〜。

さて、肝心のグルメでいうと「釜焼きピザ」や「ソフトクリーム」「山の手作りカレー」がおいしいと評判です。

今回は、釜焼きピザとコーヒーフロートを頼んでみましたが、とてもおいしかったです!コーヒーフロートはシナモンが効いている大人な味でした。

本格的な釜焼きピザ絶品でした!
徳沢園コーヒーフロート
徳沢園コーヒーフロートも最高!

徳沢ロッジ

徳沢園はいつも混雑していますが、比較的のんびりした雰囲気を楽しめるのが「徳沢ロッジ」です。

徳沢ロッジ
緑に囲まれた素敵な雰囲気の徳沢ロッジ

今回徳沢ロッジのカレーを食べさせてもらいましたが、こちらも本格的な味わいの絶品カレーでした…!!!

徳沢ロッジのカレー
徳沢ロッジの本格派カレー

内装も落ち着いていてとても素敵な雰囲気、いつか泊まってみたいな〜と思っています。

横尾山荘

横尾山荘は上高地から歩いて3時間のところにあります。

涸沢カール手前の最後の山小屋なので、涸沢の山小屋が取れなかった時の代わりに宿泊も最適です。

横尾山荘に宿泊すると、お風呂に入れるところもうれしい!

今回宿泊したのですが、夕食の写真しかありませんでした…(夕食はおいしかったです!)

横尾山荘の夕食
横尾山荘の夕食は品数が多い!

涸沢ヒュッテ

涸沢カールのど真ん中、穂高連峰に囲まれた絶好の立地にある「涸沢ヒュッテ」は、多くの登山者で賑わう登山者の憧れの宿泊施設です。

絶好の立地に位置する涸沢ヒュッテとテントサイト

秋シーズンの予約は平日でもすぐに満室になってしまう人気ぶり。穂高連峰に抱かれた雄大なテント場を色とりどりのテントが埋め尽くす写真を見たことがある人も多いでしょう。

そんな大人気の涸沢ヒュッテに宿泊できなくても、絶景のテラスで名物の「おでん」はぜひ食べてきてください!

涸沢ヒュッテ名物「おでん」
涸沢ヒュッテのテラスでおでん+ビールは最高!

おでんのしょっぱさが疲れた体に沁み渡ります〜

そのほかにもランチメニューはカレー・ラーメン・牛丼などが揃っていますので、宿泊しない人もランチ目的で訪れたりします。

涸沢ヒュッテお食事メニュー
涸沢ヒュッテのテラス食事・飲み物メニュー

お酒・アイスなどもいろいろ揃えてあってうれしいですね!

早朝には、涸沢ヒュッテのテラスにモルゲンロートを見に人が集まるくらい、抜群な展望を誇るテラスは本当に素晴らしいです!

涸沢ヒュッテの展望テラス
涸沢ヒュッテの展望テラス

涸沢小屋

涸沢ヒュッテがあまりにも有名ですが、少しカールを登ったところにある「涸沢小屋」にもぜひ立ち寄ってみてください!

涸沢ヒュッテよりも部屋数など少なめなので、より静かに宿泊したい人におすすめです。

涸沢小屋へ
涸沢小屋へ

また、涸沢小屋のテラスからの景色は素晴らしいですし、小屋名物のグルメもいろいろあって楽しめます!

今回はおはぎソフトとコーヒーたのんでみました!

涸沢山荘にて
涸沢山荘にて

ほかにも食事メニューからお酒類・デザートまで充実していました。

涸沢山荘の売店メニュー
涸沢山荘の売店メニュー

裏メニューでシーズン中のみ「ジョッキパフェ」というものががありますので、ぜひチャレンジしてみてください。

▼インスタの投稿よりお写真おかりします。

涸沢の秋シーズンの服装について

涸沢登山の秋シーズンは、日中は気温が10℃前後に下がることもありますので(朝・晩はもっと寒い)、薄手のダウン・フリースなどの防寒具は必須です。

以下の記事で秋シーズンの服装について紹介していますので、チェックしてみてください。

まとめ:涸沢の紅葉を一生に一度は見たい!

昨シーズンは縁があって秋の紅葉シーズンに涸沢カールを訪問することができました。私も一度は絶対に見てみたいと思いながら、あまりの人気ぶりになかなか計画できませんでした。

涸沢ヒュッテ・涸沢小屋などは満室で予約できないことが多いので、手前の山小屋に宿泊したりテント泊したりなど工夫する必要があります。

もしくは、どうしても宿泊施設が取れないという場合には、旅行会社の登山ツアーに参加するのも一つの手なので、チェックしてみてください。

クラブツーリズムは毎年涸沢ツアー催行しています

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涸沢カールのモルゲンロート

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