こんにちは、Mountain DCちか(@dc_mountain)です。いつもお世話になっている元職場の先輩と「大室山」に登ってきました。
大室山は、富士五湖の一つ「精進湖」から見ると、富士山手前にある小さな山で、富士山が子どもを抱いているように見えることから「子抱き富士」とも呼ばれていることで知られています。
今回は富士山に一番近い山である「大室山」に登って、どでかい富士山を眺めるというテーマの山行です。
富士山の周辺には、70箇所以上の側火山があるといわれていますが、大室山もその一つ。登山道は青木ヶ原の樹海の中を歩き「風穴」「洞穴」などの見どころがあります。
しかし、正式な登山道がないので地図読み技術が必要。昨今は便利な登山地図アプリがあるので(YAMAPなど)起動しながら登山をおすすめします。
今回のブログでは、当日歩いた登山コース・アクセス方法などをまとめて紹介します。
大室山登山コース概要
まずは、当日歩いた登山コースの概要を紹介します。
基本的に道なき道を歩く登山コースですが、踏み跡があるのでわかりやすいですし、どこからでも山頂に登れてしまいそうな山ではありました。
青木ヶ原の樹海を散策だけする人は多そうで、「風穴」探検も楽しそうだなと思いました。
コースタイム目安(当日ログ)
自分の地図アプリの起動に失敗してしまいログが取れなかったので、参考にさせていただいたヤマレコの地図ログを貼りました。
富士山に一番近いお山 大室山 / わすりんさんの大室山(山梨県南都留郡富士河口湖町)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
アクセス(駐車場)
アクセスは「富士吉田IC 」で降りて国道139号→県道71号の順に走ります。
県道71号沿いの「精進口登山道」に駐車スペースがあり、ここから登山スタートです。
大室山コースを写真で紹介
それでは、当日に歩いたコースを写真で紹介します。
散策路を歩いて「本栖風穴」へ
車を駐車していざハイキングスタート。平日だったこともあり2-3台しか停まっていませんでした。
まずは散策路になっているコースを歩いて「本栖風穴(もとすふうけつ)」を目指します。
車両通行禁止のゲートを越えていきます。
朝からザーザー降りの雨だったので諦めていたのですが、登山し始めたらいい感じに晴れ始めました!
徐々に道幅が狭くなってきて、案内板などが一切ないので地図アプリを頼りに歩きます。
踏み跡がついているのですが、樹海の中で迷ったらちょっと怖いですね。。。
風穴の近くまで歩くと、いきなり石塔が現れてびっくり(笑)
本栖風穴は国の天然記念物に指定されているそうですが、風穴の中には入ることができなくなっています。
こんなに立派な看板があるのに、人来るのかな?
近寄ってみたら底が見えない大きな穴が空いていて「ひー!」って感じでした。
本栖風穴の説明文は以下です。
道なき道を歩いて大室山山頂へ
本栖風穴を見たら「大室山」方面へ歩を進めます。
ここからも踏み跡がついていましたが、大室山を目視できたら、あとは山頂を目指して歩くだけ。
大室山の斜面はバリエーションルートなので登山道は無し、自由にジグザグと登っていきます。
落ち葉がふかふかしていて、想像していたよりも登りやすかったです。
登り切ると大室山の山頂に到着しました。
三角点も近くにあるようですが、今回はスルーして、木にかけられた看板のみ写真に収めてきました。
大室山の展望ポイントで富士見ランチ
山頂からは全く展望が無いので、ここからさらに富士山の見える展望ポイントまで進みます。
富士山が見えてきたら、富士山方面へとやぶ道を抜けます。
天気がイマイチだったので見れると思わず、めちゃくちゃうれしかった〜!
やぶ道を抜けると、絶景富士山ポイントに到着しました。
素晴らしい富士山の眺め!こんな景色を独占しながら、贅沢にランチを食べて…。
デザートにアップルパイ&ワインまで飲んじゃいました(笑)
方向を確認して道なき道を下山
一旦展望地から山頂まで戻り、登山地図アプリで下山の方向を確認して、道なき道を降ります。
落ち葉がふかふか〜下山はより楽に感じます。
大室山はぶなの木に囲まれた登山道で、杉の木はそこまで見かけませんでした。
斜面を下り切って平らな道になると、また所々「風穴」が現れました。
風穴にはそれぞれ案内板があります。
木がけっこう倒れていました。
樹海って感じでなかなか面白かったです。
最後に富士風穴!
ぐるっと大室山を登って登山口に戻ってきました。
最後に、登山口近くにある「富士風穴(ふじふうけつ)」に立ち寄ってみました。
かなり大きくて立派な雰囲気ある風穴です。
富士風穴の洞窟内は年間を通して平均0℃で、中には多くの氷が取れるのだとか。
風穴の洞窟前に降りたら、ひんやりした空気に囲まれました。
洞窟内探検に出かける人に遭遇、なんと自己責任で中に入ってもOKなのだとか。
次はヘルメットとヘッドライトを準備して中に入ってみたいな…。
洞窟への降り口には梯子もありました。
まとめ:樹海散策が予想以上に楽しかった!
富士山の展望を期待して「大室山」に登りましたが、他にもいろいろ見どころがあって樹海散策も予想以上に楽しかったです。
大室山では誰にも会いませんでしたが、樹海の風穴巡りを楽しんでいる人には何回が遭遇しました。
登山ルートが無いバリエーションコースではありますが、踏み跡もついているので、地図読みさえできれば(アプリ使ってもOK)登りやすい山の一つではないかと思いました。
しかし樹海の中で迷子は怖すぎるので、しっかり情報収集して準備して歩きたいですね。
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