【南八ヶ岳】観音平へのアクセス|マウンテンタクシーが救世主!

マウンテンタクシー

こんにちは、DC山岳部ちか(@dc_mountain)です。

先日、2021年7月から新しくスタートした、山梨県北杜市とノースフェイスコラボの「マウンテンタクシー」を使って、南八ヶ岳の編笠山と権現岳に登ってきました!

今までは、南八ヶ岳の玄関口である「観音平」にアクセスするには、最寄の小淵沢駅から公共交通機関(路線バス)がないので、車利用か、タクシーを利用するしかアクセス方法がありませんでした(曜日によっては高速バスが運行しているみたいです)。

しかし、タクシーを利用すると片道4000円程度かかるので、ソロ登山ではかなりハードルが高い…(泣)

なので、誰かと一緒の時しか登れないな〜と諦めていたのですが、ついに登山者の乗合タクシーである、マウンテンタクシーの運行が決まり、個人でもアクセスしやすくなりました(片道たった1000円)!!!

さっそく利用してみましたので、ブログでレビューします!

タップできる目次

MOUNTAIN TAXI 【マウンテンタクシー】とは?

観音平登山口(駐車場)
観音平登山口(駐車場)

MOUNTAIN TAXI(マウンテンタクシー)とは、JR小淵沢駅から、南アルプス(甲斐駒ヶ岳・日向山)・八ヶ岳(編笠山・権現岳)を結ぶ、登山者用の乗合タクシーです。

2021年7月2日(金)からスタートし、登山シーズンである11月8日(金)まで運行予定です。

今のところ限られた曜日のみ(金・土・日・月・祝)、定員は6名まで1名からでも催行します。

料金は片道1,000円と、ソロ登山者には嬉しいお値段です〜!!!

運行スケジュール

現在のところ、小淵沢駅から南アルプス・八ヶ岳方面のみ運行です。

中央線特急あずさ号との接続を考えて時間が設定されているので、南アルプスの甲斐駒ヶ岳や、南八ヶ岳の権現岳まで登ると日帰り利用が難しいスケジュールです…。

もう少し、小淵沢駅からの出発時間が早くなると良いな〜と思っています。

たぶん往復マウンテンタクシー利用で日帰りできるのは「日向山」くらいだと思います。

マウンテンタクシーは、通称「山タク」と呼ぶそうですよ!

南アルプス(甲斐駒ヶ岳・日向山)登山口

【行き便】9:00 小淵沢駅 発⇒尾白川渓谷駐車場

【帰り便】16:00 尾白川渓谷駐車場 発⇒小淵沢駅

八ヶ岳(編笠山・権現岳)登山口


【行き便】10:00 小淵沢駅 発➡観音平登山口駐車場

【帰り便】15:00 観音平登山口駐車場 発➡小淵沢駅

【レビュー】山タク利用で、八ヶ岳「編笠山・権現岳」へ

青年小屋・権現岳方面の景色
青年小屋・権現岳方面の景色

マウンテンタクシーを使って、南八ヶ岳の玄関口「観音平」へアクセス。日帰りは難しいので、青年小屋のテント場に一泊して編笠山・権現岳・西岳を登ってきました!

前日の17時まで予約可能!

マウンテンタクシーは完全予約制なので、インターネットからまず予約を入れました。

予約は前日の17時まで、クレジットカード情報さえあれば、インターネット上で簡単に予約ができます。

予約ページ(空き状況も見れます)
予約ページ(空き状況も見れます)

必要事項を記入したら、予約完了メールが送られてきます。

予約の変更・キャンセルは、予約完了メールに返信する形で、前日17時までは何もチャージは発生しません(正確には予約と同時にクレジットカードから引き落としがありますが、キャンセルの場合は全額返金されます)

今回は、連休に青年小屋宿泊を考えていましたが、諸事情で何度か日にちを変更。天候などを見ながら前日までキャンセル料金発生せずに予約変更できるので助かりました!

連休の予約は、前日の時点では満席になっていました!

私は結局平日に予約を変更したため、貸し切りタクシーでした(笑)

定員6名に達した時点で満席になってしまうため、希望日は早めに予約しておくことをおすすめします!

小淵沢駅から乗車、観音平へは10:20分頃到着

小淵沢駅は、改札出口が一つしかないので、到着後はちょうど良い場所にマウンテンタクシーが待機していてくれます。

マウンテンタクシーは、外観が派手なのでわかりやすかったです!

マウンテンタクシー
マウンテンタクシー外観

初乗車時にノースフェイスのステッカーをプレゼントしてもらえました。

ノースフェイスのステッカーのプレゼント
ノースフェイスのステッカーのプレゼント

なんか嬉しい!

小淵沢駅を10時頃出発して(私一人だったので少し早く出発しました)、観音平へは10:20分頃到着。

その後、登山口でトイレ、登山届けを提出を済ませ、観音平から登山開始は10:30分ごろになりました。

早めに青年小屋へ

観音平から青年小屋までは、主に、最短直ルートと、編笠山経由があります。

最短直ルートで約3時間、編笠山経由で3時間20分かかるので、朝10:30分に出発するとコースタイムで13:30分-14:00分頃に小屋に到着する計算になります。

青年小屋
青年小屋

ちなみに青年小屋のテント場は予約不要、料金もたったの800円です!

私が計画した7月下旬でも、夏の天候により不安定で、午後早くから雷雨になる可能性があったので、早めに青年小屋に到着できるように最短ルートで歩きました。

また、初めてのテント泊だったので、体力の温存も考えたためです。

はじめてのテント泊
はじめてのテント泊

テントはプロモンテVL27にしました。

他にも、三ツ頭経由で権現岳に登頂してから青年小屋に下りる長いコースもありますが、天候を考えて青年小屋には早めに到着しておくことをおすすめします。

テント設営後は、天候が安定していたので、大きなザックは置いて必要なもののみ背負って、青年小屋から編笠山まで身軽に歩きました(往復コースタイムで50分です)

編笠山山頂の素晴らしい景色
編笠山山頂の素晴らしい景色

翌日は時間たっぷり!権現岳・西岳登りました

翌日は、観音平15:00時出発のマウンテンタクシー乗車なので、山の上でたっぷり時間をとることができます。

テントの中に大きな荷物は置いて、アタックザックのみで権現岳と西岳をゆっくり歩いてきました。

権現岳ギャラリー

青年小屋から観音平までは、コースタイムで2時間20分程で到着してしまうので、青年小屋をお昼過ぎに出発すれば帰りの時間に間に合います。

そのため、ゆっくり山の上での時間を楽しむことができました(少々、時間を持て余しました!笑)

青年小屋のコーヒー
コーヒーで時間を潰す(笑)

マウンテンタクシーは片道利用も可能なので、八ヶ岳を縦走して降りてくる人も使えるように、観音平発を遅めの時間にしているのかな?と思いました。

▼当日の登山の詳細は、以下記事にまとめました!

小淵沢駅で電車待ちは、屋上が使える!

観音平で時間が余ってしまったので、東屋のような場所で休憩していたのですが、マウンテンタクシーも20分くらい前に到着してくれたので早めに小淵沢駅へ移動できました。

帰りも平日だったので?、私一人だけの利用でした(笑)

貸し切りで1000円だけって、ちょっと心苦しいですが、ありがたいですよね。

そんなこともあり、小淵沢駅にも少し早くに到着してしまったのですが、運転手さんが「屋上使えるよ〜」と教えてくれました。

小淵沢駅の屋上からは、さっきまで登ってきた八ヶ岳、反対側には南アルプスの山並みが見えました。

南アルプスの山並み
南アルプスの山並み

夏なのでちょっと暑くて長居はできませんでしたが、秋になったら屋上で電車待ちもアリだな〜と思いました!

小淵沢駅の一階には、地元のお土産が売っている販売所があるので、甲州ワイン&チーズを買って電車の中で一人打ち上げしました。

地元のチーズ&ワイン
地元のチーズ&ワイン

とっても楽しい山行になりました〜!マウンテンタクシーさん、ありがとう〜!

まとめ:もっと路線が増えたら嬉しい!

実際にマウンテンタクシーを利用してみて、前日17時まで予約&キャンセル可能なフレキシブルな対応が素晴らしく、ソロ登山者の救世主とも呼べる存在になるだろうと実感しました。

今は2路線のみの運行ですが(1日1便のみ)、もっと路線が増えたらかなり便利になりそうです!

そのためにも、もっと登山者の間で広まって、利用者が増えてくれると良いな〜と思ってブログに書きました。

日向山にも行きたいと思っていたのですが、駅から登山口までのアクセスがなく諦めていたので、次回はマウンテンタクシーを積極的に利用して歩きに行きたいと思いました(コロナ落ち着いてからかな…)

みなさんも、ぜひ使ってみてください〜!!!

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