こんにちは、DCキャンプくらぶ ちか(@dc_mountain)です。
いつもは夫婦でキャンプを楽しんでいますが、夫の仕事が忙しくなってしまったこともあり、ついに私にもソロキャンプ・デビューをする日がやってきました!
それに伴い、ソロキャンプに最適な「焚き火台」を新調するため、何にしようか色々調べてみました(悩みまくりました…)
同じくソロキャンプ用の焚き火台を探している人に向けて、今までのキャンプ経験から、私なりの焚き火台選びのポイントをおさえながら候補に上がった「焚き火台」を紹介します。
どれも一長一短がありかなり迷いましたが、そんなメリット・デメリットの部分を比較しながら最終的にベストな焚き火台を選んでいきたいと思います!
購入した焚き火台は後日使い込んでからレビューしますので、ぜひ参考にしてください!
ソロ用の「焚き火台」選びの基準【3つのポイント】
まずはソロキャンプ用の焚き火台選びに際して、自分なりの譲れない3つのポイントをまとめてみました(他にもいろいろありますが主なポイント)
- 軽量(できればチタン)
- 薪がそのまま入る大きさで、コンパクトになる
- 調理もできる
これらの何を最優先にするかによって、これからどの「焚き火台」を選ぶかの基準になりますね。
ちなみに私たち夫婦が今使っている焚き火台(卓上グリル)はユニフレーム・ユニセラで、ちょっと重量があるのでソロ用には持ち運びしにくいところがネックです(機能性は最高でおすすめです!)
軽量(できればチタン)
今までは車で移動することが多かったので、あまり軽量性を重視する必要がありませんでした。
しかし、今回せっかくソロ用に新調するのであれば「バックパックキャンプ」が可能な軽量モデルを選びたいと考えています。登山が趣味なので、全てバックパックに入れて背負ってベースキャンプ的なこともやりたいからです。
公共交通機関利用でキャンプ場に向かう場合は、やはり焚き火台もできるだけ軽量のものを選んだ方が移動が楽ですよね。
軽量を選ぶ際に間違えないのが「チタン素材」の焚き火台で、素材自体が超軽量な上に頑丈です。しかし、チタン素材のデメリットは料金が高いところなので、予算と睨めっこする必要があります。
薪がそのまま入る大きさで、コンパクトになる
ソロ用の焚き火台は、持ち運びしやすいサイズ感であることを重視する人は多いかと思います。
しかし、サイズが小さすぎる焚き火台を選ぶと、持ち運びは楽で移動中はとても便利なのですが、到着していざ焚き火をしようとした時に「薪のサイズ」を調整しなければならず苦労します。
薪のサイズを調整するには、頑丈なナイフでバトニング(薪を細く割る)したり、ノコギリでサイズを小さくカットする必要がでてきます。
こればかりは、ある程度は仕方ないと割り切るべきかもしれませんが、
バトニングなどしなくても「そのままの大きさの薪が入るサイズ感」の方が楽であることは間違えありません。
▼バトニング用のナイフについてはこちらの記事をどうぞ
調理もできる
焚き火調理をしたい人は、調理のしやすさにも注意して焚き火台を選ぶ必要があります。
焚き火に特化した焚き火台の場合、クッカーを乗せるスペースがない場合もあります。
また、そもそもの焚き火台に付属している五徳(クッカーを乗せる台)で満足できなくても、100円均一や他メーカーの五徳でシンデレラフィットするものを探して、工夫して使うことで改善できる場合もあります。
なので気になる焚き火台を見つけたら、実際に使っている人のレビューを読んで、追加で使っている道具(五徳・クッカーなど)もあわせてチェックすることをおすすめします。
私が今気になるソロ用「焚き火台」を厳選!【随時更新】
今一番気になっている有力候補順に紹介していきたいと思います。
ベルモント|Belmont TABI【チタン】
ベルモントのTABIはとにかく超軽量・コンパクトなチタン素材の焚き火台!
取り外しできる側板と網を除けばたった「295g」しかありませんので、なんと缶ジュース(350ml)よりも軽量。側板と網をプラスしても総重量420gしかありません!!!
その分、ペラペラで頼りなく思われる素材ではありませんが「チタン」なので耐久性も期待できます。日本製なので比較的造りもしっかりしていいますし、一つ一つの取り外し可能なパーツは別注文で交換可能なところもうれしい!(パーツ交換しながら長く使えそうです)
折り畳めばA4ノートよりも少し大きいくらいでバックパックに収納可能、しかしながら側板を外せば大きめな「薪」もそのまま入れることができるベストなサイズ感です。
スペック比較
- 重量:298g(火床+脚)+125g(側板+網)
- 耐荷重:5kg
- 使用時サイズ:237×360×170mm
- 収納時サイズ:178×360×15mm
コールマン・ファイアーディスク ソロ|Coleman 【安い】
コールマンの大人気ロングセラー商品である「ファイアーディスク」に、2021年小さいソロ用バージョンが新しく販売始まりました!
今まではファミリー用として人気が高かった焚き火台でしたが、ついにソロキャンパーにも日の目を見る時が!お皿のような部分に薪を乗せて使う無骨さが魅力ですね(見た目もかわいい〜!)
持ち運ぶ時には足を折りたためるようになっています。シンプルな構造なので頑丈なところも魅力で、ダッチオーブンを乗せてもビクともしない耐荷重(25kgまでOK)があります!
薪はそのままの大きさを乗せるとはみ出るので、のこぎりなどでカットしないと収まりません。しかし枠がないので、そのまま乗せてもOKです(見た目を気にする人は小さくした方が良いかも)
スペック比較
- 重量:約 620 g(網込み約900g)
- 耐荷重:25kg
- 使用時サイズ:約Φ30 x 16 (h) cm
- 収納時サイズ:約Φ32X 10(h) cm
UCO|フラットパックグリル M
UCOのフラットパックグリルは、パカっと開くだけで使えるシンプルさや、畳むと厚さわずか3.5cmとぺったんこになるので持ち運びのしやすいところが人気!
シンプルながら側面がハート型になっているデザイン性の高さも魅力の一つで、ソロキャンパーを中心にキャンプ場で見かける頻度の高い定番焚き火台の一つです。
また、ペラペラの焚き火台ではないしっかりとした造りで、耐久性が高いところもうれしい。薪もほぼそのままのサイズが入るので、のこぎりなどで薪を小さくする必要もありません!
焼き網も付属していて調理もしやすく、総合バランスの高い焚き火台なので、迷ったらUCOフラットパックグリルを選べば間違えないという万人におすすめの商品です!
スペック比較
- 重量:1.75kg
- 耐荷重:9kg以下
- 使用時サイズ:約 34×25.4×28.5cm
- 収納時サイズ:約37.5×27×3.5cm
ピコグリル398
ピコグリルは、ソロキャンパー御用達の人気No.1の焚き火台です。
元々はスイスSTC社が開発した焚き火台ですが、今や人気すぎてたくさんの中華系ギアメーカー(Soomloomなど)が真似して似たような焚き火台をたくさん世に送り出しています。
ピコグリルがソロに人気の理由は、A4サイズでわずか厚さ1cm程度と超コンパクトに作られているだけでなく、通気性が良く高い燃焼性を持つところ、かっこいいデザイン、薪がそのままのサイズ感で載せられるところなど、よく考え抜かれた機能性の高さにあります。
また別売りの五徳を使えば調理もしやすく(高さもあるので調理しながら薪が追加できる!)まさに万能な焚き火台であることは間違えありません。
スペック比較
- 重量:450g(収納袋込み)
- 耐荷重:不明
- 使用時サイズ:38.5cm×26cm×24.5cm
- 収納時サイズ:33.5cm×23.5cm×1cm
tent-Mark Design|男前ファイアグリル【チタン】
テンマクデザインとアウトドアカフェBASE CAMP代表のコラボ商品です!
小型&軽量&ワンタッチさらには調理がしやすい「理想の焚火台」というコンセプトの元、キャンパーにはうれしいオールチタン製超軽量500gの焚き火台です。
こちらもパカっと開くだけですぐに使える焚き火台で、面倒な組み立て作業は必要ありません。付属の五徳は焚き火台の切れ込みにはめられるようになっていて、ずれないように細かな工夫がしてあります。
まさに理想的〜と思いきや、焚き火台のサイズが少し小さく、市販の薪(40cm)をそのままくべるのはちょっと難しそうなところが個人的に大きなマイナスポイントでした。
スペック比較
- 重量:(約)493g(ゴトク/サポートバー/収納ケース含む)
- 耐荷重:4kg(静荷重/サポートバー使用時)
- 使用時サイズ:(約)250×200×150(高)mm
- 収納時サイズ:(約)310×165×15(高)mm
まとめ:軽量性 VS 耐久性
ソロ用にふさわしい焚き火台の候補を、個人的な選び方のポイントのもと厳選してまとめました。
記事にまとめていて気づきましたが、「軽量性」を追求しすぎると逆に「耐久性」は損なわれるということ。尖った焚き火台には必ず欠点があるので、全てに万能なものはやはり存在しないですね。
個人的にはけっこう雑に扱いたいという願望があるので、今の段階では耐久性も考慮しつつ「コールマン・ファイアーディスク・ソロ」が第一候補に変わりました。
これからもキャンプブームの影響で魅力的な焚き火台が出てくると思うので、また気になるものがあったらメモがてら追記していこうと思います。ソロ用焚き火台を探している人の参考になればうれしいです。
個人的な第一候補。購入したらレビューします!
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