【信越トレイル】県境の里山ロングトレイルの歩き方①【天水山から】

信越トレイル

先日、11月上旬に職場の友人と、縁があって信越トレイルを歩いてきました。

私自身は、この信越トレイルに強い思い入れがあった訳ではなかったのですが、日本のロングトレイルの先駆けと言われている、信越トレイルの文化的な部分に興味を持ち、一緒に同行させてもらいました!

信越トレイルとは、長野県と新潟県の県境に連なる、関田山脈の尾根を歩く山道で、斑尾山〜天水山まで続く全長約80kmのロングトレイルです。

関田山脈は、古くから長野県と新潟県の交易の要所として利用され、人々の生活と関わりの深い里山として親しまれてきた歴史があります。

その古道を活かして、当時の市長(飯山市)や加藤則芳さん(ロングトレイルの第一人者)が、地元の人が協力しながら、8年もの歳月をかけて形にしたのが信越トレイルです。

今回はスケジュールの関係で、全区間踏破はできませんでしたが、飯山市の宿に2泊3日してセクションハイクを楽しんできました。

この記事では、信越トレイルのさまざまな歩き方の中から、実際に私たちが歩いた、日帰りのセクションハイクの歩き方やその様子を紹介します。信越トレイルに興味を持っている人に参考になれば嬉しいです。

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信越トレイルの歩き方【日帰り】

信越トレイルのブナ林
信越トレイルのブナ林

信越トレイルには、さまざまな楽しみ方があることが特徴です。

全区間を踏破するスルーハイク、一部分のみを歩くセクションハイク、テント泊、地元の宿泊など、日数や目的に応じて歩き方のオプションがあります。

それぞれの良さがあるので、自分の都合や脚力などに合わせて、歩くスタイルやルートを決めましょう。

詳細は、公式ホームページをご覧ください!

信越トレイルの全体図

出典:信越トレイル公式サイト

地図の無料ダウンロードはこちら

全部で何セクション?どこを歩く?

上の地図の通り、信越トレイルは全部で1〜6セクションに別れています。全部の区間を歩くと、4泊5日の日程が基本です。それぞれの距離・コースタイムは以下の通りです。

セクション1
斑尾山~万坂峠~袴岳~赤池
距離:8.5㎞ 約6時間(斑尾山までのアプローチトレイルは含まず)

セクション2
赤池~沼の原湿原~希望湖~毛無山~涌井集落
距離:11.2㎞  約5時間

セクション3
涌井~富倉峠~ソブの池~黒岩山~桂池~仏ヶ峰登山口
距離:12.7㎞ 約6時間

セクション4
仏ヶ峰登山口~小沢峠~鍋倉山~関田峠
距離:8.2km 約5~6時間

セクション5
関田峠~梨平峠~牧峠~花立山~宇津ノ俣峠~伏野峠
距離:12.4km 約6時間

セクション6
伏野峠~野々海峠~深坂峠~天水山
距離:12.8km  約7時間(天水山までのアプローチトレイルは含まず)

私たちが歩いたコース(日帰り/セクションハイク)

私たちは今回2泊3日の日程で、後半部分を逆走してセクション6〜4まで歩くことにしました。天水山からスタートして、天候や条件を見ながら、歩くセクションの順番は臨機応変に考えることに。

信越トレイルは、1日1セクションが目安ですが、それぞれのセクションの中にも、エスケープルートがたくさんあるので、コンディションによって早めに切り上げることも容易です。

1日にそんな長距離歩けない!という人にも安心ですし、急な天候の変化にも対応しやすいという特徴があります。

今回は信越トレイルの約半分を歩くことになりますが、残りの区間は、また季節を変えて改めて訪問しようと思っています。それもまた楽しみです!

信越トレイル登録宿に宿泊!(送迎あり)

信越トレイルは登録宿泊施設では、トレイルの起点となる峠への送迎のサービスを行っています。

登録宿のリストは、公式ホームページでご確認ください。※到着日・最終日は飯山駅までも送迎してもらえます。

私たちは、戸狩温泉の「ムーンベイ25」に宿泊しました。ここの宿泊地をベースに、毎日峠まで送迎をしてもらい、セクションハイクを楽しみました。

ムーンベイ25

タクシーなどを手配する方法もありますが、少人数だと料金が高額になりますし、トレイルの情報も手に入らないので、登録宿に手伝ってもらう方法が一番良いと思いました。

1日目:天水山〜野々海峠(セクション6)

まずは新幹線で飯山駅に到着。

10:45分頃、宿の送迎車に乗って、1日目の出発ポイントである天水山の登山口へ向かいます。晴れ予報でしたが、霧が盆地にたまり景色が見えません。徐々に、霧が晴れてくると、あれ…?山に雪がついています。

1日目はアイゼン・チェーンスパイクを装着して、まさかの雪山ハイキングになりました…!ここ数日で、予想以上に雪がつもり、峠なども一部クローズしているところがありました。

信越トレイルは標高1,000m前後の里山を歩くので、まさかこの時期に…という感じです。

峠がクローズすると、登山口までのアクセスもできなくなりますので、季節によっては注意が必要ですね今回はなんとか大丈夫でした。

登山道を覆う雪

11:00時、天水山松之山登山口に到着したらトイレを済ませます。バイオトイレがありました。

信越トレイルには、いくつか起点となる峠を中心にトイレが設置されていますが、数は少ないので、携帯トイレの持参をおすすめします。

登山口から天水山までは急な登りです。

雪が降って登山道が消えてしまっていてので、登山道を見分けづらかったです。

12:00時頃、天水山(1,088m)に到着しました。登山口を11時に出発して、約1時間登りました。

ここから、正式に信越トレイルスタートです!トレイルの開始を示す看板や、目印となるようなものは置いてありませんでした。

信越トレイル・スタート地点
信越トレイル・スタート地点

ここからは、何度もアップダウンを繰り返しながら、ブナ林の中を歩いていきます。雪がふかふかです…(笑)

ブナ林
ブナ林

里山だからと言って侮っていると、所々急登もあるので要注意です。

雪で滑りやすい急登

深坂峠を経由して、もう少し先まで歩きます。深坂峠で、送迎車に到着時間の目安を電話します(トレイル中は、携帯の電波がほとんどつながりません)。

セクション6を最後まで歩くと遅くなってしまうので、次の野々海峠でピックアップしてもらうことに。

峠から登っていくと、景色が開けました。

出発地点の天水山から、アップダウンを繰り返しながら歩いてきた尾根が見渡せました!

下の写真で、私たちの後方に、なだらかな山がいくつか連なっているのが見えますでしょうか?

標高差は少ないアップダウンでしたが、何回も繰り返しだったこと、雪に足を取られたこともあり地味に疲れました(笑)

信越トレイル
セクション6

トレイル上には、たくさんの動物の足跡も発見しました。動物にとっても歩きやすいトレイルのようです。

足跡だけではなくて、リアルな野生のうさぎも飛び出してきましたが、素早くて写真には収められませんでした …。足跡だけパシャリ。

ウサギの足跡
ウサギの足跡

長野の最北地点を経由します。

雪で埋まっていますが、赤い石塔が印です!地味にテンションが上がりました!

長野最北地点
長野最北地点

16時前に野々海峠に到着!車で山道を下りる時に、紅葉が夕陽に照らされてとってもきれいでした。トレイルは葉っぱが落ちてしまいましたが、麓の紅葉はピークでしたよ!

宿に戻ったら、ゆっくり温泉に浸かって温まり、おいしいご飯をいただきました。宿の食事はボリューム満点で食べきれないほどでした!

飯山市の郷土料理の笹ずし、里山で採れたきのこ料理、信州りんごを使った宿特製のアップルパイ、野沢菜など、地元の食材をたっぷりいただきました。

ムーンベイの手料理
ムーンベイの手料理

まとめ

信越トレイルのセクションハイクの歩き方と、1日目の様子を紹介しました。

雪に降られてしまったので、ブナの林の葉っぱがほとんど落ちてしまいました。おかげで展望はきれいでしたが、本来のブナの原生林らしき景色は見られなかったので、次は緑のきれいな時期に行きたいな…と思っています(でも夏は暑そうだから嫌だな…)

さまざまな歩き方のある信越トレイル、テント泊をしてロングトレイルをスルーハイクも憧れますが、この時期は寒いのでやっぱり歩いた後には温泉に浸かりたいですね…。

地元のお料理・お酒を毎晩いただけることも、セクションハイクならではの楽しみ方なのかもしれません。お宿のふかふかのお布団で寝るのも最高〜。

とは言っても、一度はどこかでテント泊しながら、ロングトレイル歩いてみたいな…なんて思っています。

2日目〜3日目は、後編に続く…

 

 

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