こんにちは、DC山岳部ちか(@dc_mountain)です。秦野市に住んでいるのですが、以前から何度も訪れたことがある弘法山ハイキングコースを歩いてきました。
都内に住んでいた時から少し体を動かしたいなと思った時に、午後からでもふらっと足を運べる手軽さが魅力で何度も歩きに来ていました。小田急線の「秦野駅」から「鶴巻温泉駅」まで歩くコースが人気で、ハイキング後は鶴巻温泉の日帰り温泉で汗を流せます。
四季折々の魅力があるコースですが、特に春シーズンにはソメイヨシノや山桜など約2,000本ある「桜の名所」として知られていて、「かながわの景勝50選」や「かながわの花の名所100選」にも選ばれています。4月上旬にはブルーのネモフェラも見頃を迎えます。
天気の良い日には富士山も見ることができ、四季折々の自然を楽しみながら、手軽にリフレッシュするのに最適なコースです。
弘法山ハイキングコース概要
まずは一番おすすめの小田急線「秦野駅」から「鶴巻温泉」に至る、コースタイム約2時間30分のハイキングコースを紹介します。
コースタイム目安【地図】
- コース概要:秦野駅→浅間山・権現山・弘法山・吾妻山→鶴巻温泉
- コースタイム:2時間25分
- 累積標高差:上り(約334m)/下り(約409m)
- 総距離:約7.6km
秦野駅
↓約20分
弘法山公園入り口
↓約30分
権現山
↓約15分
弘法山
↓約55分
吾妻山
↓約25分
鶴巻温泉
アクセス
電車の場合
小田急小田原線の「秦野駅」下社してから、弘法山公園入り口まで徒歩で約20分。秦野駅はロマンスカーも止まります。帰りは同じく小田急小田原線「鶴巻温泉」です。
車の場合
車の場合は縦走はできませんが、権現山のすぐ下に10台ほど車が停められる駐車場があります。
弘法山ハイキングコース詳細【見どころ紹介】
それでは、弘法山ハイキングコースの詳細を写真で紹介します。
秦野駅から水無川沿いを歩いて弘法山公園入り口へ
まずは小田急線「秦野駅」に到着したら「北口」の改札を出て、秦野の市内を流れる「水無川」に出ます。水無川は名前の通り、水が流れていないことが多いです(笑)
私はいつも水無川手前にある「デイリーヤマザキ」で焼きたてのパンを買ってスタートします。
弘法山公園入口までは道路沿いを歩いていくこともできますが、橋を下りて河川敷を歩くことをおすすめします(川沿いに下りる階段があります)
水無川沿いは、歩きやすくいハイキングコースになっています。
水が流れていたり、流れていなかったり不思議な川です。
河川敷の突き当たりでいったん車道へと上がり(秦野ガスを過ぎたあたりです)、車道をラーメンショップ方面へ歩いて行きます。
右手に大きな弘法山公園入り口の看板があるので、ここからハイキングスタートです!
弘法山公園入り口から権現山へ
まずはジグザグと登りが続き「浅間山」へと上がります。
上り始めて10分たたずに浅間山に到着しますが、ところどころ木のベンチやテーブルが設置してあり、自然の中でまったり休憩タイムを楽しんでいる人たちがいます。
ハイキングだけでなく自然の中で過ごしたいという人にもおすすめの公園ですね。晴れていれば丹沢山塊の尾根がよく見えます。
浅間山から一旦車道へと抜けます。車道手前に、弘法山公園の駐車場があります(お手洗いも)
道路を横切ると、権現山まで急な登りとなります。ここが地味に一番疲れるかもしれません。
写真だとあまり急に見えないかもしれませんが、けっこう疲れます。
権現山に到着しました。小さな展望台があります。
山頂広場からは、秦野市街地越しに晴れていれば富士山がどーんと見えます!残念ながらこの日は曇りでした。
晴れの日に訪問したら富士山の写真追加します。けっこう大きく見えるんですよ!
権現山にはお手洗いもあり、ベンチ・テーブルが設置された広々としたスペースがあるのでピクニックにも最適な場所だと思います。
弘法山公園内のハイキングコースを歩き「弘法山」へ
権現山から、昔馬車道だったコースを歩いて「弘法山」を目指します。舗装されてあり歩きやすいハイキングコースになっています。
コース脇には、秦野が昔たばこ産業で栄えていた歴史などが書かれた看板などがありました。
秦野では、毎年に夏に「たばこ祭り」が開催されるんですよ
弘法山まではお手洗いも多く設置してあり、自動販売機などもあります。歩いている人も軽装の人が多いです。
しばらく歩くと弘法山に到着しました。
弘法山の山頂には、昔地域で午後3時を知らせる鐘として使われていた「鐘楼」や、弘法大使の「釈迦堂」、乳の出が良くなる水と伝わる「乳の井戸」などの跡があります。
そもそも「弘法大使」が昔修行をしていた山として「弘法山」と呼ばれるようになったそうで、弘法大使が地域の人たちを救ったさまざまな昔話も残っています。
▼弘法大使のストーリは以下のブログに載っていました。
権現山ほど広いスペースではありませんが、ベンチ・テーブルが設置されていて今回はここで休憩しました。
弘法山から山道を歩いて吾妻山へ
弘法山から吾妻山方面は舗装されていない山道を歩きます。
いくつか分岐がありますが、こまめに分かりやすく看板が立っているので「鶴巻温泉駅」方面を目印に歩いていきます。
終始景色は見えなくなるので、たんたんと木々の中を歩くようなコースになります。
約50分ほど歩くと「吾妻山」に到着します。
吾妻山からは市街地の景色がひらけ、ベンチ・テーブルが設置されていて休めるようになっています。
吾妻山から鶴巻温泉駅へ
吾妻山からは約20分ほどで鶴巻温泉駅に到着です。
ハイキングコースの終わりは、写真のような普通の民家脇に出てくるのでちょっとびっくりします(笑)
車道に出てからも案内板があるので迷うことはありません。
鶴巻温泉「弘法の里湯」で日帰り温泉+生ビール!
弘法の里湯でゆったり汗を流した後は、併設されているレストランで生ビール頼んじゃいました(笑)
ハイキング後の温泉+ビールを楽しめるところが、このコース最大の魅力かもしれません!
▼鶴巻温泉「弘法の里湯」のホームページ
まとめ:特に春シーズンにおすすめ!
弘法山のハイキングで一番人気のコースを紹介しました。普段登山をしない人でもハイキング感覚で気軽に楽しめるのでおすすめです。
忙しい日々が続いている時にも、半日でサクッと行って帰ってこられるのが嬉しいですよね。また、ハイキング後に温泉+ビールがあるところも高ポイントです。
特に春の桜シーズンには、富士山+桜+(シーズンによってはネモフィラも!)の素晴らしい景色を見ることができるので、ぜひタイミングを見計って訪れてみてください!
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