こんにちは、Mountain DC ちかです。先日、ついに夫婦でキャンプデビューしてきました!
初めてのキャンプの場所は、静岡県の田貫湖キャンプ場です。キャンプ当日は雲一つない快晴、富士山がどかーんと目の前にそびえるキャンプ場で、またとない完璧なキャンプ日和にテンションが上がります。
今回は、私たち夫婦の他に、夫のだいすけさんの友人である、将軍(しょーぐん)さん、やっさんも一緒に行きました。やっさんはキャンプ経験者なので、初めてのキャンプ夫婦にとっては、心強い存在です。
そんな心強い存在がいることに甘えて、私たち夫婦は完全にキャンプをなめていました。
お金もないので、「必要最低限のキャンプ道具だけ用意して行こう!」と準備をしたのですが、いざ当日になったら、必要最低限の道具さえそろってないことに気付きました…。
では、何が足りなかったのでしょうか…?
この記事では、これからキャンプを始める人に向けて、Mountain DC 初めてのキャンプでの失敗体験を共有します!私たちの失敗体験から、何を最低限準備するべきか一緒に考えていきましょう。
▼田貫湖キャンプ場のレビューはこちら
【静岡県】田貫湖キャンプ場の体験ブログ【8つの特徴をレビュー】
初めてキャンプは準備不足だらけ!最低限必要なものは?
田貫湖キャンプ場に到着!早速、キャンプを始めましょう。
私たち夫婦は何をそろえて、何を用意していなかったのでしょうか?キャンプの準備の順序に沿って、モニタリングしながら解説します。
キャンプ場に到着!まずはテント設営から!
キャンプ場に到着したら、手続きを済ませてキャンプの設営場所を決めます。
田貫湖キャンプ場は、車の駐車場からテントサイトまで離れているので、無料で貸し出ししてくれるカートに荷物を入れて移動します。
左の足短の人が夫のだいすけさん、右の怖そうな人がしょーぐんさんです。この日は天気がパーフェクトで、富士山の眺望が見事でした!
田貫湖キャンプ場にはAサイト、Bサイトがあり、私たちは入り口から遠いいBサイトに向かいます。私たちは4人がテントを張れそうな、広くて平らな敷地を探します。
後ろのカラフルな人がキャンプマスターのやっさんです!場所を決めたら、いよいよテント設営です。
ここに来てから、初めてテントの中身を確認した私たちは、当然すんなり張れはずもなく、テントを広げては畳んで、裏返したら表にして、顔を見合わせてはそらせて…を無駄に繰り返します。
ようやくこうかな?という形に広げられたところで、あることに気づきます。
あれ…?ペグってどうやって打つの?
そうです、ペグを打つには「ペグ打ちハンマー」が必要です…。
見かねたやっさんとしょーぐんさんが、即座にハンマーを差し出してくれました。やさしい!
その辺の石ころでペグを打てば良いのかな?とも思っていましたが、ハンマーがあったほうが圧倒的に時短でしたし、しっかりと固定できました。
ペグ打ちハンマーは以下のようなものです。初めてのキャンプであまりお金をかけたくない人は、100円均一でも購入できるそうですよ!
なんとか無事にテント設営!まずは基盤となる、私たちのホームができました♪
テントはモンベルのクロノスキャビン3型にしました。2人で十分すぎるほど広々としていて気に入ったので、また後日レビューしたいと思います。
テント設営の失敗ポイント
・テントの貼り方の予習を全くしていなかった
・ペグ打ちハンマーを購入していなかった
初心者は大苦戦?焚き火を始めよう!
ホームができたら、買い物で食材を購入してまた戻って来ました。
朝から何も食べていないので、もうお腹がペコペコです!まずは、初キャンプを祝してみんなで飲みましょう「かんぱーい!」
そこで私は気づきました…。
焚き火前に食べられる、つまみを用意しておけば良かった…。
火を起こすには、それなりに時間がかかります。
キャンプって何となく火を使う料理ばかりイメージしていましたが、焚き火前に食べられる簡単なものを、用意しておいた方が良かったですね。この日はとにかくお腹がすいていましたが、我慢するしかありません…。
しょーぐんさんは前日に仕込んであった「もやしのつまみ」を、やっさんはラーメン「うまかっちゃん」をおいしそうに食べています。
バーナーとクッカーを持ってきていれば、ラーメンが食べられたのですが…、「焚き火するからバーナーはいらないかな?」と思って家に置いてきてしまったのです。お馬鹿者です。
そんな感じで焚き火を始めました。
しょーぐんさん・やっさんは、キャンプ用のテーブルや棚を用意していました。
私たち夫婦は、お金を節約して、登山で利用していた小さなテーブルで代用しましたが、やはり小さすぎて不便でしたし、見た目もしょぼいです(笑)
ヘリノックスの椅子だけは、かろうじて持っていました。
いよいよ火を起こします。着火剤も購入しましたが、無粋という声があり…、「まずは使わないで火を起こしてみようか!」という流れになりました。
そこで、新聞紙をしょーぐんさんに分けていただきました。割り箸を大量に持ってきていたので、新聞紙+割り箸で火を起こしました。意外にも火は簡単につきました!
しかし、購入した薪を細く割る道具を持っていなかったので、なかなか太い木には火が移りません…。周りを見ると、ナイフで木を割っている人たちが…!
木を細くしたい時に必要となるのが、バトニング用のナイフです。以下のようなものです。
ナイフで木を細く割ることを、キャンプでは「バトニング」と言うそうです!こちらも、お恥ずかしながら、やっさんに道具をお借りすることになりました。
薪を細くすることで、火が安定してつくようになりました。
薪をバトニングする時や、薪をくべる時などに、手をケガしたり汚さないようにグローブも必要です。
もちろん持っていませんでしたので、夫のだいすけさんは素手でバトニングで手を強打して痛そうでした…!耐熱素材を選ぶと安心です。
少し経って、火が消えかけた時には、火吹き棒を使うことで復活しました。
こちらも2人に貸してもらいましたが、とても便利でした。以下のようなものです。
焚き火台は、日本のメーカーであるユニフレームのユニセラTG-IIIを購入しました。サイズ的には、市販の薪もそのまま入るサイズですので、火が安定してからはそのまま薪をくべるだけでOKでした!
こちらの焚き火台はとても気に入ったので、後日レビューしたいと思います。セラミック加工されているので、炭持ちが良い上に、お肉などの食材が美味しく焼けます。
▼ユニフレーム・ユニセラTG-Ⅲのレビューはこちら
ユニフレーム・ユニセラTG-Ⅲ|焚き火台としても優秀な卓上グリル
焚き火で失敗したこと
・お酒のつまみ(焚き火前に食べられるもの)を用意していなかった
・バドニング用のナイフを用意していなかった
・焚き火用のグローブを購入していなかった
・背丈のあるテーブルが必要だった
・バーナーを家に置いてきた(クッカーは持参していました)
あって便利だったもの
・ヘリノックスの椅子
・割り箸(火をつけやすくなる)
・着火剤(火がつかない時にかなり便利です。初心者は必須かも。)
・火吹き棒
暗くなってきました…
しばらく焚き火と食事に熱中していると、あたりが暗くなってきました…。
暗くて肉が焼けているのかどうかわからない!
だいすけさんは、肉が生焼けでも食べるのでお構いなしです。
そんな時に!見かけによらず、心の優しいしょーぐんさんが、「これ使いなよ!」とランタンを貸してくれました。感激!
キャンプでランタンって、ただ格好つける(オシャレのため)だけのためにあるのかと思っていましたが、必要なものだったのですね…。次回からしっかり用意しようと思いました。反省します。
ランタンのお陰で、しっかりと手元が照らせて便利でした。
写真は(だいぶ散らかっていますが)ランタンと、まるちゃんスープです。寒かったので、スープ系は暖まって良かったですね。
ランタンはいろいろ種類がありますが、とりあえずは100円均一のもので揃えようと思っています。
トイレに行く時には、テントから離れて移動しますので、ヘッドライトが便利でした。携帯のライトを利用しても良いかと思います。
暗くなった時の失敗ポイント
・ランタンを用意していなかった!
テントで就寝…
楽しい宴は終わりの時間を迎えます。いよいよ、初テントで就寝です!辺りは真っ暗でかなり寒い…。
こんな中で快適に眠れるのかな…?と心配になりましたが、ここで力を発揮してくれたのが、モンベルのシュラフ「ダウンハガー800#3」です。冬の低山まで可能なタイプなので、この時期でも大丈夫でした!時間が経つにつれてポカポカしてきて快適に眠れました。
別のシェラフを利用していた、夫のだいすけさんや、しょーぐんさん、やっさんは、「寒くて眠れなかった…」と言っていたので、モンベルパワーすごいな!と感心しました。
購入のポイントは、登山でも利用できるコンパクト・軽量性でした。保温性を高めたい時には、シュラフカバーを追加購入することで対応できる、汎用性の高さも特徴です。
スリーピングマットも、登山を想定して、軽量・コンパクトになるタイプ「コンフォートシステム アルパインパッド120」を選びました。
下の写真のように空気を入れると、快適なマットができあがります!
だいすけさんは、今まで趣味のフェスなどで友人のテントに宿泊する時に、スリーピングマットを使っていなかったようなのですが、今回初めて使ってみて「これは必要だー!」と感激していました。
寝具類は、事前にしっかりと準備してきたので良かったです
朝の散歩と湖に映る逆さ富士!
朝に目が覚めた時に、はっと青ざめました…。
富士山の日の出見たかった〜!
すでに辺りは明るかったのですが、気を取り直してお散歩することに。だいすけさんは、いびきをかいて寝ています。
湖の辺りにある展望デッキにはすでにたくさんの人が!そんな中に、しょーぐんさん、やっさんもちゃっかり来ていました。
なんだか間に合った感じですかね?富士山がうっすらと朝焼けしてきれいでした。
人が多かったので湖の反対側に回り込んでみました。
見事な逆さ富士が見れました〜!今回は偶然見られましたが、次回からしっかりと時間を確認しておこうと反省しました。
朝の反省ポイント
・展望が期待できるようなキャンプ場では、日の出の時間を確認しておこう!
まとめ
初キャンプで準備不足で失敗だったことをまとめました!私もだいすけさんも、あまり準備に時間をかけるタイプではなく、当日の朝に荷物をまとめるような、ずぼら&楽観的な夫婦なので、今回は見事に失敗ばかりでした…。
次回までに追加購入するものリストは以下になりました。記事の中には載せませんでしたが、包丁やまな板も持って行っていなかったので(他力本願…)、次回までには簡単なものをそろえたいです。
・ペグ打ちハンマー(100円均一)
・バトニング用のナイフ
・火吹き棒
・焚き火用のグローブ
・テーブル
・ランタン(100円均一)
・キャンプ用の包丁・まな板(100円均一)
・トング(100円均一)
・カラトリーセット(100円均一)
以上のものを購入したら、また使い勝手などレビューしたいと思います。
とんだキャンプ・デビューになりましたが、とっても楽しかったです!一緒にキャンプして面倒をみてくれた、だいすけさんの友人しょーぐんさん、やっさんには大感謝です!
また早くキャンプ行きたいなあ〜。もちろん夫婦登山も行きます♪
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