もう迷わない!登山で使える【おすすめ天気予報アプリ】をレビュー!

雪に降られた槍ヶ岳

こんにちは、Mountain DCちかです。

みなさん、登山では何で天気予報を確認していますか?通常の天気予報を見ても、山では地形や標高が全く違うので、あまり参考にならないですよね。

特に登山を始めたばかりの人にとっては、「何を参考に天気を予想して登山計画を立てれば良いのかわからない!」という悩みがあるのではないでしょうか。

また登山で使える天気予報のサイトも、ざっくりとした予報で精度に問題があるところもあり、「どのサイトを参考にしよう〜」と迷ってしまいますよね…。山の天気はコロコロと変わるので、どのサイトが当たる!と言い切るのはなかなか難しいところがあるのが現実です。

この記事では、私が実際に使って良かった、登山で使える天気予報のアプリを紹介します!他にも、登山でよく利用されている天気用法サイトもまとめましたので、ぜひお悩み解決の参考にしてください。

タップできる目次

登山で使える【おすすめ天気予報アプリ】をレビュー!

では、早速おすすめのアプリを紹介していきたいと思います。

登山の天気予報では、さまざまな専門のサイトがありますが、まだアプリになっているものは少ないように感じます。

アプリの良さはスマホで使いやすいところだと思っています。特に、外出先でスマホ利用をしている時に、サイトをわざわざ立ち上げるのは面倒ですが、アプリだったらアイコンをクリックするだけで瞬時に開けるので便利です。

なんせ自分で登山計画をするとピンポイントで天気が悪いことが多いので(雨女でしょうか…)、外出先でも携帯でサクッと調べられる利便性の良さがポイントです。

そんなこともあり、私がよく登山で利用している天気予報アプリは以下の2つになります。

  • 登山天気(tennki.jpの有料版)
  • Windy(ウィンディー)無料アプリ

いろいろなサイトを見てきましたが、1つ目の「登山天気」のアプリでどの山にいつ登るのか計画を立てて、次の「Windy」のアプリで当日の天気を細かくチェックするという方法にたどり着きました。

それぞれのアプリの機能をレビューしていきます!

登山天気(tenki.jpの有料版)

tenki.jp 登山天気
tenki.jp 登山天気
開発元:一般財団法人 日本気象協会
posted withアプリーチ

登山天気は、日本気象協会が運営する天気予報サイト”tenki.jp”の、山の天気専門の予報アプリです。日本300名山をカバーし、登山口から山頂までの天気を一週間分予報してくれるので、登山計画が立てやすく気に入っています。

特に気に入っている3つの機能を紹介します。

・当日の登山コンディションが一目瞭然でわかる!
・ピンポイント予報で週間〜時間ごとの天気がわかる!
・レーダーで雨雲の動きを予想できる!

以下の機能の他にも、簡単な山の説明や、天気図・高層天気図なども備えています。

では、それぞれの機能を詳しく見ていきましょう。

①当日の登山コンディションが一目瞭然でわかる!

まず、アプリで山の名前を入力して調べると、当日のコンディションのページが出てきます。

このページでは、山頂・登山口・ふもとの天気、最高気温・最低気温、降水確率、日の出日の入りの時間、落雷・服装・紫外線の指数が出てきます。

また、登山指数がA〜Eで示されるので、その日の天気・コンディションが登山に適しているのか一目で判断ができます。登山初心者にもわかりやすくて安心ですね!

登山天気アプリ

どの山に登ろうかな〜と考えている段階でも、右上の★記しをクリックしてマイ山登録をすることで、検討している山を一覧で表示できる機能を使うと便利です。

以下のように一覧で出てきるので、より天気やコンディションの良い山を選ぶことができます。

この週末はどこもほぼ晴れ予報でしたが…、下の奥白根山は「登山指数E」なので辞めておこう!などの判断ができます。

登山天気アプリ2

現在は28日(土)が表示されていますが、横にクリックすれば、29日(日)〜4日(金)までのマイ山の週間の予報がチェックできます。

この山に登りたい!とすでに決まっている場合には、週間予報を見てどの日にちに登ろうか決めることができますね。

②ピンポイント予報で週間〜時間ごとの天気がわかる!

より詳しく登山する山の天気予報を見たい場合は、ピンポイント予報のタブをクリックします。

そうすると、1日ごとの天気が一週間分チェックでき、さらに時間ごとの予報を3日分まで見ることができます。時間ごとの予報では、風速・降水量・雷活動度なども細かく出てくるので、登山ルートや出発時間などを決めるのに重宝しています。

下の画面が一日ごとの週間天気、次の画面が時間ごとの3日分の天気予報です。

③レーダーで雨雲の動きを予測できる!

このアプリのすごいところは、雨雲レーダーの機能を備えているところです。

実際の日本列島にかかる天気図だけでなく、登山する山周辺の雨雲の動きを60分前〜60分後まで観察できるので、急な天候の悪化にも対応できるようになっています。

週末に雨雲のかかっていた月山周辺のレーダー画像を拾いました。以下のように雨雲の動きが表示されます。

Windy(ウィンディー)無料アプリ

Windy.com
Windy.com
開発元:Windyty, SE
posted withアプリーチ

次に、私が愛用しているもう一つのアプリを紹介します。こちらは海外チェコ発の無料アプリです!もちろん、日本だけでなく世界中で利用できます。

このアプリのすごいところは、さまざまなフィルター機能を通して、登る山のピンポイント予報を視覚的に入手できることです。

①ピンポイントで山の天気を、10日先まで予報してくれる!
②フィルター機能を活用して、天気を予測できる!

早速、使い方を見ていきましょう。

▼アプリだけでなくWindyサイトもあります!

①ピンポイントの山の天気を、10日分先まで予報してくれる!

アプリの検索機能を使って、日本の山の名前を入力すると、その山周辺の天気をピンポイントで表示してくれます。なんと10日先の天気まで、時間単位で予報してくれるのが驚きです!

まずは検索機能を使って、奥多摩の大岳山の天気を見ていきましょう。

以下の様に、大岳山の天気が10日分出てきます。赤い帯のベーシックをクリックして、Meteogramを選択するともう少し詳しく天気が表示されます。

また、地図を指で広げて拡大すると、以下のような等高線の入った画面となり、大岳山の山頂付近を長押しすると、ピンポイントでその地点の天気や風速を調べることができて便利です。

このように、ピンポイントな山の標高に合わせた天気情報が、数時間〜10日先まで手に入るので、登山の天気予報として非常に優秀なアプリだと思っています。

②フィルター機能を活用して、天気を予測する!

ピンポイントで予測した天気予報だけでなく、フィルター機能を通して周辺の雲・雨の動きをみながら、時系列で表示させることによって天気を予測することができます。

フィルター機能には、風・雨・雲・気温・雷・大気室(PM2.5)など多種類あり、レーダーによってそれぞれの動きを見ることができます。

まずは、雨・雪のフィルターを使ってみました。以下のように、雪が降っているところが表示されました。2枚目の画像は雲のフィルターを使って、雲の動きを表示させています。

雷フィルターを使えば、夏山の稜線歩きの時になどに役に立ちます。事前に、雷雲の動きを見ながら、危険性がないかチェックできますね。登山で夏の雷は怖いですからね…。

また、山の上の方の風向きや風速を調べたい時には、以下のように風フィルターを利用して、調べたい山の標高を設定することで、より正確なデーターを時系列で表示できます。

このフィルター機能は、もっとたくさんの選択肢があるので、使いこなして快適に登山できるようになりたいですね!

最後に、PM45のフィルターを使ってみました!こちらは、あまり登山には関係なさそうですが、ちょっと好奇心で…。登山だけでなく、ウィンドサーフィンやパラグライダーなどのアウトドア、そして日常生活でも活用できそうです。

このフィルターによると、黄色くなっている中国と、真っ赤になっているロシアのハバロスクがすごそうです…。日本には流れて来ないでほしいですね…。

その他の天気予報サイト

その他、登山でよく使われている天気予報サイトの情報をまとめました。以下のサイトには、まだアプリはありません。

  • てんきとくらす…無料のサイトで最多くの人に利用されているのではないでしょうか。登山に適しているか登山指数を示してくれるので、登山初心者におすすめです。個人的には、予報がざっくりとしすぎていて物足りない…という感じです。有料版だとより細かくデータが見られるようです。
  • 山の天気予報…有料で月間300円+税金で利用可能な山専門の天気予報サイトです。登山気象専門の気象予報士である猪熊隆之さんが運営しているので、山の天気を把握するのに役立つと評判です。しかし料金がちょっと高いので、私はまだ手を出していません…。
  • SCW天気予報…こちらはWindyと少し似ている無料サイトで、雲・雨の動きをヴィジュアルで見ることができます。個人的には、Windyの方が使いやすいので、こちらのサイトは利用していません(使いこなすのが難しいです)。
  • mountain-forecast.com…世界中の山を対象にした天気予報サイトです。こちらもデーターが豊富で良いのですが、全部英語で書かれているので、苦手意識がある人は難しいかもしれません。日本の主要な山はカバーされていますが、現状は登録のないところもたくさんあります。

まとめ

個人的にとても気に入って使っている天気予報アプリを紹介しました!

一つ目に紹介した「登山アプリ」は有料ですが、山の天気が一目で判断しやすく、登山で必要な情報量を網羅しているので、山好きの人には非常におすすめです。
特別な天気に関する知識がなくても分かりやすいところもポイントが高いですね。最初の30日間は無料で使えますので、試しにダウンロードしてみることをおすすめします。

tenki.jp 登山天気
tenki.jp 登山天気
開発元:一般財団法人 日本気象協会
posted withアプリーチ

次に紹介した「Windy(ウィンディー)」は、無料アプリにも関わらず機能性がたっぷりなので、使いこなせれば相当強いアプリになることでしょう。
ただ全ての機能を使いこなすには少し時間がかかりそうです…。特に登山初心者には、登山の天気の予測に使うには少々難易度が高いかもしれません。
しかし見ているだけで楽しいアプリなので、無料ダウンロードしておいて損はないと思います!

Windy.com
Windy.com
開発元:Windyty, SE
posted withアプリーチ

Ads

雪に降られた槍ヶ岳

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

タップできる目次