こんにちは、Mountain DCちか(@dc_mountain)です。
私たち夫婦が初めてキャンプ用に手に入れた焚き火台が、ユニフレーム・ユニセラTG-Ⅲでした。優秀な卓上グリルとして知られるモデルですが、焚き火台としても使えるので、実際のキャンプで使用してみた使用感をレビューします。
ユニフレームは、新潟県燕市にある国産のアウトドアメーカーで、物づくりに強いこだわりを持つブランドです。キャンプ・登山などアウトドアを楽しむ人たちからの信頼も厚く、キャンプブームの波に乗ってさらに人気を高めています。
今回、ユニフレームの製品をはじめて購入しましたが、細かいところまでユーザー目線の行き届いた、妥協しない物づくりへの姿勢を感じました。
「気になっているけど、購入しようかどうしようか…」と迷っている人に向けて、「素晴らしい!」と思ったポイントや、「ここはちょっと微妙だな…」と思ったポイント・注意点なども書いていきます。
一つあればキャンプでも家でも大活躍!とっても便利なのでおすすめです。
ユニフレーム・ユニセラTGⅢとは?
ユニフレームのユニセラTGⅢは、ユニフレームが誇るロングセラーの卓上グリルです。
1992年に炭焼きグリル「ユニセラTG-1500」が誕生してから、約30年近くもの間、モデルチェンジを繰り返しながら販売されてきました。近年では、その人気のゆえに、さまざまなオプションパーツが発売され、カスタマイズ性が高くなっています。
さらに、ソロ用のミニサイズの販売や、2021年には限定で1.5倍サイズのロングバーションが販売されるなど、ユニフレームの中でも絶好調の商品です!
ユニフレームTGⅢの5つの優秀ポイント
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まずは、実際に使用してみて感じた、ユニセラTGⅢの魅力を語ります!
持ち運びに便利!収納するとコンパクトに
ユニフレームのユニセラTGⅢは、パーツを外して折りたたむとA4サイズと、非常にコンパクトになります。
ユニセラを分解したパーツがこちら。
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収納したサイズがこちら(だいぶ汚れていますが…)
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私たちは、使っていなかったモンベルの1リットルのスタッフバッグに収納して持ち歩いています。
奇跡的にスタッフバッグにシンデレラフィットしましたが、もちろん専用のユニセラケースも存在します。
専用ユニセラケースの大きさは、約330×100×210(高さ)mmです。
丁寧に扱いたい人は、ユニセラケース使用をおすすめ。
セラミック効果でお肉・海鮮がおいしい!
ユニセラTGⅢの最大の特徴は、セラミックが埋め込まれているところだと思っています。
セラミックが遠赤外線の熱を効率よく焼網に伝えてくれるので、お肉や海鮮がよりおいしくいただけます!
そのまま付属の網であぶるだけで、簡単においしい料理が完成します。
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セラミックの劣化が心配な人も、セラミックの専用スペアパーツが販売されていて付け替えができます。
グリルでも焚き火でも、安心して使い倒せますね!
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炭が長持ちするので経済的
こちらも独自のV字で空気を底部から効率よく取り入れることができるので、炭や薪がよく燃えます。
同時に、内側両面に嵌め込まれたセラミック効果によって、熱が効率よく全体に行き渡り「炭持ち」が良くなる構造になっています。
私たちもユニセラを利用してみて、焚き火をして薪が炭へと変わってから、赤々とした高熱の炭の状態が長く続くことに驚いています。
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炭が上の赤々とした状態になったら、もう何をしても火が消えません(笑)
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私たちの間では勝手に無敵状態と呼んでいます
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ユニセラが無敵状態に入ったらこっちのもの!
先日、お家のベランダで卓上グリルとして使いましたが、備長炭数個で何時間も持つので、調理が楽でしたし経済的にもかなりお得だな〜と感じました(2021年5月追記)
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ダッチオーブンが乗せられる
これもダッチオーブン料理に憧れていた私たちに夫婦にとっては嬉しいポイントです。
ソロ用のペラペラの焚き火台などでは、ダッチオーブンを乗せる強度が足りないものが多くありますが、ユニセラはしっかりとした足のあるグリル台なのでダッチオーブンも余裕で乗せられます!
10インチのダッチオーブンがちょうど乗るサイズです(もっと大きなサイズも大丈夫だと思います!)
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ダッチオーブンを使うことで料理の幅が広がり、より一層キャンプが楽しくなりました!
▼ダッチオーブンのレビューはこちら
>>>【コスパ最高】LOGOS(ロゴス)の鋳鉄製ダッチオーブンをレビュー!
丸洗いができて便利!
ユニセラは丸洗いができます!
上で紹介した写真のように、パーツが細かく分解できるので、それぞれ、きれいに洗って保管できます。
このようなきめ細かな配慮は正直とても助かると感じていて、衛生的に保てるように、ユーザビリティがよく考えられていると思いました。
注意することは、焚き火やグリルをし終わった直後はセラミックパネルが熱々(まだ熱を発している状態)なので、セラミックパネルが冷めてから洗うことです。
熱々の状態で水をかけてしまうと、セラミックパネルが割れてしまうことがあるので気をつけてください!
ここはちょっと微妙?購入前に知っておきたいこと
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大変気に入っているユニセラですが、使っていてちょっと不便だなと感じる部分もレビューします。購入前の参考にしてください。
セラミックがなかなか冷めない!
上でちょっと触れましたが、使っていてちょっと困るな〜と思うことの一つが、セラミックパネルがなかなか冷めないということです。
特にキャンプなどで使用する時には、セラミックパネルが冷めるまで時間がかかるので、片付けの時間にも余裕をもっておく必要があります。
実際に終了時間の直前まで焚き火をしていた時には、なかなか冷めないので、他の友人を待たせてしまう時がありました(泣)
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片付けの時間には余裕を持とう!
先日、対策のために火消しつぼを購入しました。(2021年5月追記)
焚き火やグリルが終わったら、火消し壺に炭を入れて蓋をしておくだけで火が消えるので、セラミック熱々で片付けに時間がかかる問題は解決しました!
▼キャプテンスタッグ「火消し壺と火起こし器」がセットになっていておすすめ!
焚き火台としては網がちょっと低い
ユニセラに焚き火台として市販の薪をそのままくべると、少しだけ薪がはみ出るので、付属の網が薪に引っかかりうまく装着できないことがあります。
薪をバト二ング名で細くしたり、切って加工すれば全く問題ないのですが、私たちは面倒くさがりなので、そのまま薪をくべてしまっているためです。
下の写真のような感じです(雑な写真でごめんなさい…笑)
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それでも、薪の高さをうまく調整して、網をかける位置を工夫すれば、問題なくお肉など焼けるレベルです。ぜひ、自分なりに工夫してみてください。
グリルとして利用する場合は、何の問題もありません。むしろ網の高さは表裏をひっくり返すことによって調整できるので、かなり便利だと思います。
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焚き火台にしては重い!
ユニフレームのユニセラTGⅢの最大のデメリットは、重量があることだと思います。
総重量は約3.1kgあります!
私たちは普段車を利用することが多いので問題ありませんが、もし公共交通機関利用でキャンプする場合には重量があってちょっと大変そうだな…と思います。
しかしファミリー利用や、車利用の人であれば、全く問題ないはずです。むしろ、コンパクトになるので、持ち運びには便利だと感じるでしょう。
▼ソロで使いたい人は、ミニバージョンをおすすめします!
楽しみが広がる!専用のオプションパーツが充実
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ユニフレームのユニセラTGⅢには、専用のオプションパーツがたくさんあります!見ているだけでワクワクするようなアイデア商品が多いので、これからのキャンプの楽しみが広がります。
ユニセラ鉄板
私たちは、まず専用のユニセラ鉄板を購入しました。
正直、鉄板は他にもいろいろ優秀なものがありますが、ユニセラにぴったりとフィットする感じがたまりません…!
お肉やステーキを焼いてニンニク醤油をかけると、じゅ〜っと音がする感じがテンション上がります(笑)
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ユニセラ熱燗あぶり台
個人的に、今一番ほしいな〜と思っているのが、ユニセラの熱燗あぶり台です!
半分に仕切られた鉄フレームに、片側は熱燗用の容器、半分はあぶり用の網が取り付けられます。
ユニフレームのホームページより写真をお借りしました。こんな楽しみ方ができるなんて、最高ではありませんか?
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他にも、ユニセラ専用の焼き鳥台やおでん鍋も販売されているので、ぜひチェックしてみてください!オプションパーツ満載で楽しい♪
ユニセラ グリルプレート
ユニセラ専用のグリルプレートです。他にも、さまざまなパーツがオプションでそろっています。
ユニセラ 焼き鳥台
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お店を開そうなユニセラ専用の焼き鳥台のオプションパーツもあります。
まとめ:一家に一台!活躍の幅が広くておすすめ
ユニフレームの卓上グリル「ユニセラTGⅢ」は焚き火台としても非常に優秀です!
お家でもキャンプでもBBQでも、さまざまな使い方ができる活躍幅の広い商品なので、買って損はないと思いますよ。
楽しみ方が広がるオプションパーツまでそろっていますし、ロングセラーなのでメンテナンス品が無くなることもないはずです。
これからも、さまざまな用途で、使い倒したいと思っています!
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一家に一台ユニセラTG-Ⅲおすすめします!
▼ユニセラTGⅢ ¥12,500(税込)
▼ユニセラミニ!¥7,900(税込)
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