こんにちは、DCキャンプくらぶ(@dc_mountain)です。神奈川県の秦野市に夫婦で引っ越してきました。
梅雨時期の週末、急に山予定がキャンセルになったので、お家の近くで楽しめるキャンプ場がないか調べたところ、なんと車で15分の距離に良さそうなところ発見!しかも、人気YouTuberのヒロシさん御用達のキャンプ場なのだとか…。
当日の朝に電話してオートキャンプ(区画サイト)に空きがあるか確認したところ、週末であるにもかかわらず、すんなりと予約が取れました♪到着してみると、なかなか玄人好みな雰囲気のキャンプ場…!
ということで、神奈川県丹沢にある「滝沢園キャンプ場」で夫婦キャンプを楽しんできました〜。
どんなキャンプ場だったか実際に使ってみた感想、キャンプ場を使用時の注意点、周辺立ち寄りスポットをレビューします。
滝沢園キャンプ場
滝沢園キャンプ場は、神奈川県秦野市に位置し、登山で人気の丹沢山系の麓にあるキャンプ場です。
都心から、車や公共交通機関で1時間半程度でアクセスできる好立地ながら、川沿いの豊かな自然を満喫できます。
施設自体は古く、近年新しくブームで誕生した高規格キャンプ場とは異なりますが、その分料金がリーズナブルで、週末でも比較的空いている穴場的なスポットです。
料金プラン
滝沢園キャンプ場では、オートキャンプ(区画サイト)、フリーサイト(日帰り・宿泊)、宿泊施設と、3つの料金プランがあります。オートキャンプは区画サイトのみです。
デイキャンプは現在営業自粛中です!
- オートキャンプ1区画(4名まで)
5,500円 + 施設費1名330円(車1台/テント1張) - フリーサイト
1名1,100円(施設費込み)駐車場:1台1,100円 - ログハウス、バンガロー:公式サイトへ
チェックインは13時〜17時まで、チェックアウトは10時までです。フリーサイトは予約不要なので、ふらっと立ち寄れるところも魅力の一つですね。
今回は夫婦2人でオートキャンプだったので、一人あたり3,000円ちょっとでした!フリーサイトを選べば一人1,100円と、かなりリーズナブルです♪
徒歩でアクセスできる
東名高速道路の中井秦野ICより約20分。
徒歩の場合は、小田急線「渋沢駅」(新宿から約1時間10分)、バスに乗り換えて「大倉」バス停(乗車時間約20分)より徒歩10分です!
新宿からだと最短で1時間半ちょっとでアクセスできます。
滝沢園キャンプ場のサイトや施設を写真で紹介!
早速、滝沢園キャンプ場の施設、オートキャンプサイト、フリーキャンプサイトを写真で紹介します。
まずは管理棟で受付け
まずは、大滝キャンプ場に到着しました!お家から本当に15分くらい、今回はオートキャンプにしました。
近くにある「県立秦野戸川公園」を通り過ぎて山の中に入ったら、すぐに入り口の古びた看板が目に入ります。ここを下り、受付のある管理棟に到着します。
一旦車を止めて受付を済ませます。
ここに車を止めている間に、後ろが渋滞する可能性はあるかもしれません。しかし、入り口は一つなので、焦らず受付を済ませます。
管理棟には、お酒(秦野の地酒も置いてありました!)、飲み物、お菓子類、氷、アイスなどの販売がありましたよ。
薪は針葉樹・広葉樹両方の用意があり、針葉樹が一束700円、広葉樹は一束1000円でした。その他に、格安の廃材も売られていました。
管理棟の営業時間は18時までです。
【事前予約制】オートキャンプサイト(区画サイト)
私たちは、今回は事前予約をしたので、オートキャンプサイト(区画サイト)へ向かいます。
駐車場から、細い森の中の道をとおると、オートキャンプサイトに到着します。
区画サイトの大きさはまちまち、受付で割り当てられた番号に向かいます。私たちは12番でした♪
12番サイトは、サイトの一番奥で水無川沿い、トイレや炊事場にも近い好立地でした。
また二人で使うには十分過ぎるほど広い区画だったのでラッキーでした♪
オートキャンプ場からは、キャンプ場を流れる水無川はほぼ見えませんが、水の流れる音が終始心地よかったです。
目の前はグリーンビュー!緑に囲まれて、料理もいつも以上においしく感じました♪
\当日のギャラリー(記録用)/
お気に入りの焚き火台レビュー記事
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オートキャンプサイトは、私たちの周りもまだまだ空きがあり、みんな広々使えていましたよ。
キャンプブームで、なかなか週末の予約に空きがないという声を耳にしますが、このエリアのキャンプ場は比較的穴場なのかもしれません。
【予約不要】フリーサイト
フリーサイトの方も少しだけ見に行ってみました。
滝沢園キャンプ場が週末でも比較的空いている理由の一つに、フリーサイトへ橋を渡らなかればならないところが不便だからなのかな…と思いました。
駐車場にリヤカーが設置されているので、駐車場から橋近くまでは荷物を運べますが、川の向こう側へは荷物を担いで移動しなければなりません。
また、トイレや洗い場も橋手前にあるので、フリーサイトからトイレや洗い場にいちいち橋を渡ってアクセスする必要があるのが難点です。
酔っ払って足元がふらつき、川に落っこちないように要注意ですね(笑)
フィリーサイトは、川沿いのエリアと、森の中の林間エリアがあります。林間サイトではハンモックも利用可能で、より野営感の強いキャンプを楽しむことができます。
フリーサイトは直火OKだといくつかのサイトに載っていました!
私たちが利用した、区画サイトでは直火はNGです!
トイレ・炊事場
トイレや炊事場は、管理棟近くにあります。
先ほど少し触れましたが、オートキャンプサイトからは陸続きでアクセスしやすいですが、フリーサイトからは川を渡らなければならず離れています。
トイレや洗い場の設備も古いです。十分に清掃はされてきれいですが、この辺りで好みは分かれそうですね。
多少の不便さがあるからこそ、逆にふるいにかけられたキャンパーのみ集まりそうです!
自動販売機でお酒も売っているので、足りなくなったら夜でも買い足せます♪
滝沢園を使う時の注意点
では、最後に私が感じた注意点をシェアします。
夏キャンプではヒル出没に注意!
滝沢園キャンプ場は、ヤマビルが生息しているエリアです。今回も、梅雨の合間で気温も高め、ヒルが出やすいコンディションが整っていたので、かなり警戒していきました。
しかし、結果としてはヒルは一匹も見当たりませんでした!!!
働いているスタッフに確認したところ、キャンプ場の主なサイト部分(平らになっているところ)には、ヒルの駆除剤がまかれているので、山ほどはヒルが頻繁に出るわけではないそうです。
逆に、整地されていない草むらの中に入ったりすると、ヒルにやられる可能性が高くなるので注意が必要です。
- 4月から11月頃まで、気温が20度以上の日
- 雨か、雨上がりの天候の日
▼ヤマビルファイターを足元にふりかけておくと安心!
ゴミは細かく分別が必要!
滝沢園キャンプ場では、ゴミを無料で収集してくれますが、かなり細かく分別が必要です。
燃えるゴミ一つにしても、生ゴミ、アルミホイル、汚れているトレイ、プラスチック類などは分ける必要があり、それぞれ別のビニール袋に入れる必要があります。
ゴミ袋を多めに用意したりなどの対応が必要ですね。
お風呂はコロナで自粛中
滝沢園キャンプ場には、民宿の中にお風呂場があります。
キャンプ利用の人も、有料700円で利用可能でしたが、現在はコロナ渦で営業自粛中です。
事前の情報チェックに注意しましょう。
周辺立ち寄りスポット
では、最後に周辺の立ち寄りスポットを紹介します。
スーパーは、マックスバリューやAEONがありますし、ホームセンターはカインズホームもあるので買い物には不自由しないと思います。
温泉もいろいろあるので、探してみてくださいね。
温泉施設 湯花楽
温泉施設は「湯花楽」が一番近いです。
天然温泉ではありませんが、露天風呂、内風呂の種類も多く、サウナ、食事施設も充実しているのでおすすめです。
ただし、渋沢駅から歩いて15分程度あるので、駅近が良い徒歩キャンパーは小田急線沿線「鶴巻温泉駅」徒歩2分の距離にある鶴巻温泉がおすすめです。
ラーメン「三渓園」
秦野駅の近くに、小田原系ラーメンの名店「三渓園」があります。
キャンプを終えてなおガッツリ食べたい食欲がある人は行ってみてください(笑)ボリュームが多いので要注意です!
まとめ:近場でふらっと自然を満喫できる!
今回、滝沢園キャンプ場を初めて利用しましたが、都心から近い(家から近い!笑)にもかかわらず、豊かな自然を満喫できる素敵な場所だと思いました!
人気のある大型キャンプ場とは異なり、かなりこぢんまりしていますが、そこが逆にソロキャンパーやベテランキャンパーの、キャンプ魂をくすぐるような良さがあるのではないかと感じました。
静かにゆっくりマイペースにキャンプしたい人、多少の不便さをキャンプの喜びと感じられる人におすすめです。あとは、立地的に、登山との組み合わせも可能ですね。
今回はオートキャンプにしましたが、次回もし機会があればフリーサイトも経験してみたいです!まさか家から15分の距離に、こんな素敵なキャンプ場があるのを発見できてよかったです♪
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