【基本】スキー・スノボウェアの下の服装｜インナーには何を着る？

こんにちは、DC山岳部ちか（@dc_mountain）です。

スキー・スノボの季節がやってきました。これからスキー・スノボをはじめようとしている人や、シーズンスタートに向けてウェア類を新調する人も多くなる時期ですね。

私がはじめてスキー・スノボを始めた時に悩んだのが「スキー・スノボウェアの下に何を着れば良いの？」でしたので、自分の持ち物を見直す機会にインナーウェアの基本についてまとめました。

あまりに雑なものを着ているとウェアを脱いだときに恥ずかしくなるので、アウトドアブランドでおすすめのインナーウェアも紹介します。

同様にスキー・スノボウェアの下に着る服装について悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください！

スキー・スノボウェアの中はレイヤリング

スキー・スノボウェアの下には、速乾性のあるベースレイヤー（肌着）と、その上にミドルレイヤーとして中間着（パーカー・フリースなど）を着用するのが基本です。

ズボンの下は、基本的にはスパッツのみを着用します。その上に、スキー・スノボ専用のウェアを重ねて着ることになります。

ベースレイヤーは速乾素材

まずは一番下に着用するのは、速乾素材のベースレイヤーです。

スキーをしている最中は体を動かしているのでポカポカしますが、リフトの上でじっとしている時間はかなり寒いですよね…。体を動かしている時には軽く汗ばんだりすることもあります。

そのため、汗をかいてそのままリフトの上に乗ると汗びえをしてしまうこともあります。なので、肌の上に直接着用するベースレイヤーは速乾性のある素材「ウール」や「化繊素材（ポリエステル）」がおすすめです。

ミドルレイヤーで調整（防寒対策）

ベースレイヤーの上には、中間着としてミドルレイヤーを重ねるのが基本です。

ミドルレイヤーは、その日の気温や天候によって、さらにはその上に着用するスキー・スノボウェアの厚さなどにより着用するものを選びます。

天気が良くてポカポカしている日には薄手のパーカーなどでOKですし、逆にがっつり吹雪いている日などにはフリースなどを重ねてしっかりと防寒します。

お家にあるスウェットなどでも代用可能ですが、アウトドアブランドの汗抜けの良いものを選ぶと体からの熱気を外に逃してくれるのでより快適に過ごせておすすめです。

近年は、スキー・スノボウェアをあえて綿が入っていないペラペラ素材でつくり、ミドルレイヤーで調整するタイプの汎用性の高いウェアが増えてきています。
そのようなウェアを着用する際には、より暖かいミドルレイヤー（フリースや薄手のダウンなど）を選び防寒対策をする必要があります。

スパッツだけでOK（ズボンの下）

スキー・スノボウェアのズボンの下は、スパッツを履くのが基本です。

ただし最近では、上に履くズボンの大きさや厚さなどにもよりますが、若い世代（スノボの人に多い）スウェット・ジャージなどを履く人も多いようです。

私は機能系のスパッツを履くことが多いですが（むくみなど軽減させてくれます）、寒さの厳しい日にはウール素材の保温性のあるスパッツを着用します。

スノーボードの人は地面に直接座ることが多いので、より防寒が大事になりますね。

おすすめのインナーウェアを紹介します

続いて、おすすめのアウトドアブランドのインナーウェアを紹介します。

メリノウールのベースレイヤー

ベースレイヤーは、保温性が高く湿度調整に優れた（汗を発汗してくれる）メリノウールのベースレイヤーが機能的に優れていておすすめです。

メリノウールはさまざまなブランドから販売されていますが、ユニクロやワークマンなどでも安価に手に入れることができます。また、長く着用することを考えるのであれば、品質に定評のあるアイスブレーカーやスマートウールのメリノウールウェアが人気です。

アイスブレーカーのベースレイヤー

スマートウールのベースレイヤー

アウトドアブランドの速乾Tシャツ

ファッション性を重視するのであれば、アウトドアブランドのTシャツ類を着用するのがおすすめです。速乾素材の機能性も抜群ですし、オシャレなものもたくさん見つかります。

以下、おすすめのアウトドアブランドのTシャツです。ぜひチェックしてみてください。

MAMMUT速乾Tシャツ

パタゴニア・キャプリーン・クール・デイリー

アウトドアブランドのフリース

アウトドアブランドのフリースといえばパタゴニアがおすすめ。

アウトドア用のハイテク技術が取り入れられていて、ジグザグの繊維が汗や湿気を外に逃してくれます。防寒性も高いので冬シーズンのミドルレイヤーにぴったりです。

スキーウエアなどアウターの下に着用するタイプです。

パタゴニア R1エア

パタゴニア R1エア レディース

メリノウールのスパッツ

スパッツは、機能系スパッツを着用してむくみ対策をしています。機能系スパッツだとC3fitが個人的におすすめです。かれこれ5年以上着用していますが、今だにヘタりません。

防寒対策をしたい人は、メリノウール素材（ウール素材）を含む保温性の高いスパッツを選んでください。また、スノーボードなどでよく転ぶ人はヒッププロテクター着用もおすすめです。

機能系スパッツ

メリノウールのスパッツ

お手頃価格のスポーツ用スパッツでもOK

ヒッププロテクター

中厚手の靴下着用

靴下は着用するブーツのサイズ感にもよりますが、冬はかなり足先が冷えて寒くなりますので中厚手のタイプの靴下がおすすめです。

特に冷え性の人は、長時間外にいると冷えてかなり辛くなりますので、保温性の高いメリノウール素材などを選んでしっかりと防寒することをおすすめします。

メリノウールは防臭性も高いので臭くなりにくいところもうれしいですね！

メリノウール素材の靴下（中厚手）

まとめ：スキー・スノボを快適に楽しもう！

今回はスキー・スノボウェアの下に着るインナーウェアの基本をまとめました。いろいろなアウトドアブランドのウェアも含めて紹介しましたが、まずは家にあるものものから用意してみてください！

スキー・スノボにハマってしまったら、どんどん自分の好きなものを買い足していくようになるのではないでしょうか。また山スキー・バックカントリースキーなどをするようになると運動量が増えるので、より服装への意識が大事になりますね。

私がスキー・スノボをはじめた時に「ウェアの下に何を着たら良いのだろう…」と困ったことがありましたので、この記事が少しでも参考になればうれしいです。