こんにちは、Mountain DCちか( @dc_mountain)です。
キャンプ用灯油ストーブとして人気の高いトヨトミの『ギア・ミッション』が再販されていて、タイミング良く定価で購入することができました!
見た目がキャンプ使用にぴったりなかっこよさで惹かれている人が多いかと思いますが、実際に購入する際にはそのスペックも気になるという人が多いのではないでしょうか。私たちも購入する前には調べに調べまくりました
私たちはキャンプでもお家でも使える灯油ストーブとしてギアミッションを選びましたが、実際に使用してみて感じたメリット・デメリットをブログで紹介します。
また、付属のバッグや調理で使える五徳などの情報も併せて紹介していきます。これから購入する人や、よりよい使い方を探している人の参考になればうれしいです。
▼現在はアマゾンなどに在庫がありました!
無骨なデザインがかっこいい「ギア・ミッション」
アウトドア趣味のアクティブなライフスタイルを持つ人向けに、石油ストーブ最王手であるトヨトミが発信するブランド「ギア・ミッション」は、アウトドア使用に馴染む無骨なデザインが特徴。
そんなギア・ミッションの中にもいくつか大きさ・種類があります。
それぞれの大きさによって暖められる範囲が変わりますので、以下のスペックをチェックしてみてください。小型のサイズもキャンプで人気がありますが、私たちは家でも使いたいので大型の対流型ストーブ「KS-GE67」を選びました。
ギア・ミッションのシリーズはキャンプ利用で特に需要があり、すぐに完売してしまう人気商品です。
私たちは運良く冬シーズン前の再販のタイミングで購入できましたが、その1週間後には完売になっていましたので早めの検討をおすすめします。
- 反射型は、燃焼部分の熱を反射板で反射させて、集中的に前方に暖かい空気を送ります。後方は熱くならないので壁側にも置きやすく、家庭利用でよく使用されている型です。
- 対流型は、暖まった空気が上に上昇する自然体流で部屋全体を暖房する効果があります。壁からは離す必要があり、レトロなデザイン。キャンプで人気なのは対流型です。
KS-GE67のスペック
まずはKS-GE67のカラーですが、コヨーテ(ベージュっぽい色)とオリーブ(カーキーっぽい色)があります。どちらとも、オシャレなカラーですね。
以下、スペック表です。
大きさ | (置台を含む)高さ×幅×奥行き(mm):583×482×482 |
重さ | 11kg |
暖房出力 | 6.66kW |
暖房範囲 | コンクリート:24畳まで 木造:17畳まで |
タンク容量 | 6.3L |
燃焼消費量 | 0.647L/h |
燃焼持続時間 | 9.7h |
小売価格 | 38,500円(税抜価格:35,000円) |
同じスペックでより安い製品も!
ギア・ミッションは限定で販売されているものなので、デザインはもちろん異なりますが、全く同じスペックの製品がトヨトミから販売されています。
もしギア・ミッションが完売で買えなかった…という人は、同じスペックの以下の商品もチェックしてみてください。料金もギア・ミッションよりも安く設定されています。
ギア・ミッション『KS-GE67』の良いところ【メリット】
まずは、ギア・ミッションKS-GE67を、自宅とキャンプで使用して感じた良いところからレビューしていきます。
見た目がオシャレ
ギア・ミッションの一番の魅力は、やはりキャンプに映える見た目がオシャレなところ。サイトに置くだけでテンションが上がります。
お家の中で使用する時にも、もちろんインテリアとしても優秀な役割を果たしてくれます。
家具などにこだわりがある人にもおすすめです。
高火力ですぐに暖かくなる!
私たちの住んでいる家は、築60年のオンボロ一軒家で隙間風の入るような物件なのですが、この冬はリビングでギア・ミッションKS-GE67を使いました。
リビングはいくつかの部屋を繋げて合計で20畳以上の広さがある空間になっているのですが、その広さでも余裕ですぐに暖かくなるほどの高火力です。
また、冬キャンプでも使用しましたが、周りに雪が残っているような寒さの中でも広々としたタープテントが暖かくなり、火力の強さを感じました。
買ったばかりで初卸のタープテントだったので(一応スカートありますがペグダウンしていないので隙間だらけ…)、車中泊も考えていましたが、テント内がしっかりと暖かくなったので夜もテントの中で眠ることができました。
タープの天井の高さが低めでストーブの熱風でテントがダメにならないか心配でしたが、屋外で気温が低かったからか全く問題はありませんでした。
加湿器いらず
灯油ストーブ全般的に言えることかもしれませんが、家で使用している時に快適だと感じることは、エアコンよりも乾燥しないので加湿器いらずで過ごせることです。
エアコンは表面的な暖かさで乾燥も相まり肌がヒリヒリするような感覚がありましたが、灯油ストーブだとじんわりと体の芯から暖まるよところがとても気に入りました。
ストーブの上にヤカンを置いて使えば、なおさら、いつでもコーヒーが飲めますし湿度も上がって一石二鳥です。でも火力が強いので、水がすぐになくなるので要注意です(笑)
▼キャンプでも使えるコールマンのヤカンを使っています
匂いが少ない
灯油ストーブを使うと、火をつけたり消したりする時に嫌な匂いがするものだと思っていましたが、ギア・ミッションは匂いがかなり少なくて助かります。
実家で小さいころに使っていた灯油ストーブは、かなり臭くなるのでそのイメージが強かったのですが、さすが天下のトヨトミ技術力が高く安心できるストーブです。
ストーブの上で調理できる
冬キャンプでは、ずっとテントの外にいると体が冷えて辛い思いをしますが、ストーブがあればテントの中でじっくりと煮込み料理ができるところが良かったです。
もちろんギア・ミッションでなくても他の灯油ストーブでも同様ですが、なんせ火力が強いので煮込み調理も早く完成します(笑)
もちろん金属製の湯たんぽを直接ストーブの上に置いて暖めることもできて(上の写真の旦那の足元に暖めた湯たんぽが…笑)高火力なのですぐに沸騰して便利でした。
▼湯たんぽはマルカの金属製がおすすめ(袋も触り心地が良いです)
▼湯たんぽのレビュー記事は以下をどうぞ
二重構造で灯油が漏れない
トヨトミのギア・ミッションは、タンクが二重構造になっているので、持ち運びする時にも灯油が漏れなくて安心です。車の中で灯油が漏れたら大惨事になります(泣)
私たちはキャンプの時には、ギア・ミッション専用のカバーに入れて運んでいます。
専属のバッグがかなり使える!
ギア・ミッションには別売りで専属バッグがあります。お値段は高いのですが、これがかなりオシャレで使えるので純正のものをゲットすることをおすすめします。
私たちはシンプルなオリーブ色のものを購入しますが、その他にコヨーテ色と、派手な模様の入ったケースもあります。
この専属バッグの何が良いかというと、単に持ち運びしやすいことや、衝撃から保護してくれるだけでなく、バッグの中にゴミ袋を止められるようになっていてゴミ箱として使えるようになっています。
これが思いの外すごく良くて、キャンプでゴミ袋を散乱させているとオシャレ度がダウンしてしまうのですが、サイトにマッチしたカラーの専属バッグをゴミ箱にすると一気に見た目が引き締まります。
また大きめなので「ゴミ箱どこにあるっけ…」と迷子にならないので、ゴミを即座に捨てられて便利でした!
『KS-GE67』のデメリットと対策方法
では、続いてギア・ミッションの弱点と対策方法を紹介します。
燃費が悪い
大型の対流型石油ストーブを購入すると感じることの一つは「燃費が悪い」ということにつきるかと思います。その分、高火力であったりするわけですが、灯油タンクを満タンにしても朝から夜中までは持ちません。
キャンプに行く際には、必ず灯油タンクも一緒に持っていく必要があります。燃焼持続時間は、およそ9.7時間なので目安に考えると良いと思います。
同じトヨトミのギア・ミッションでも小型の対流型石油ストーブの場合には、タンク容量4.9Lで燃焼継続時間は20.2時間と倍になります。ただしその分火力が弱いので、屋外で使うには心もとなく感じるかもしれません。
実際にキャンプで使用したけど寒くて大型に買い替えたというレビューもあるので、自分が使用する環境にぴったりのものを選ぶ必要がありますね。
ストーブファン・サーキュレーターが必要
キャンプで使用する時には、ストーブファン・サーキュレーターが必要です。
外で使用する時には熱が上にもくもくと昇りますので、近くにいてもあまり暖かく感じない時があります。そんな時には、ギア・ミッションの上に置くストーブファンを使うと暖かい空気の流れを前方に向けることができます。
また、テント内で使用する時には、暖かい空気が上に溜まってしまい寝ている時などに寒く感じることがあります。
起きてみると「あれ?上は暖かいのに…」となるので、テントの中の空気を循環させるサーキュレーターもあった方が良いと感じました。
▼ギア・ミッションの上には、これを使っています
▼充電式・吊り下げ式のサーキュレーターを購入しようと考えています
大きくて重い
大型の石油ストーブなので、もちろん大きくて重いことがデメリットではありますね。しかし、一人で持ち運びできるくらいの重さなのでそこまで問題ではないと思います。
上はキャンプで旦那がストーブを運んでる写真ですが、女性の私でも家の2階から1階まで運んだりできたので、想像していたよりもずっと持ち運びの面では苦労していません。
暖かくなりすぎるので火力調整が必要
大型のギア・ミッションは高火力なのですぐに暖かくなるところがメリットですが、特に家庭で使う時には暖かくなりすぎて火力調整する必要があります。
火力は小さくしすぎると燃焼不良で一酸化炭素が出てしまうことがあるので、そこまで小さくできないのですよね…。そんな時には一旦止めて、また付けてとする必要があるので不便に感じることがあります。
しかしキャンプでは高火力であることがかなりのメリットになるので、やはりアウトドア使用を考えると仕方のないことだと思っています。
またギア・ミッションのストーブの上で調理などをする際に、火力が強いと感じる場合には五徳を設置すると調整できて便利です。私たちは、以下の五徳を購入して使っています。
七輪用の五徳ですがピッタリとハマりました!
まとめ:アウトドア利用に最適!
トヨトミのギア・ミッションを実際に使ってみて、アウトドア(キャンプなど)で使うことを想定している人にはぴったりの見た目・スペックでおすすめです。
今まで冬キャンプでは暖房器具を全く使っていなかったのですが、ギア・ミッションを導入して快適さが格段にアップしました。ようやく手に入れることができて良かったです。
お家だけで使う人はもう少し他の選択肢もあるかと思いますが(暖めたいお部屋の広さによりけり)、やはりアウトドア・家庭と併用するならギア・ミッションおすすめです。
石油ストーブはエアコンの暖かさとは全く違うじんわりと体の芯から暖まるところが最高なので、ぜひチェックしてみてください!
▼ギア・ミッションKS-GE67
▼純正の付属バッグ
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