こんにちは、Mountain DCちかです。
先日、前職の友人たちと奥多摩のハイキングに行ってきました。1人はメキシコでダイビングガイドをしていましたが、コロナの影響で敢なく帰国…。ずっと引きこもっていましたが、久しぶりーに再会できました!みんなが普段から登山をする訳ではないので、今回はゆるハイクです♪
東京で唯一の村である檜原村の、東京で唯一日本滝百選に選出されている「払沢の滝」に立ち寄ってから、浅間嶺(903m)を登頂して、浅間嶺登山口まで歩くコースです。アップダウンも少なく、終始歩きやすい道が続き、最後は温泉「数馬の湯」でゆったりできました!温泉後のビールも檜原村名物が並ぶ食堂もおいしかった〜。
一番驚いたことは、奥多摩の山深さ。本当に東京〜!?と思うほどの大自然なので、会話をしながらゆるーくハイキングをしてすっかりと癒されました。都内から電車・バスで簡単にアクセスできるところも魅力ですね。
普段登山をしない人にもおすすめできるコースなので、ブログにて紹介していきたいと思います。週末に自然で癒されたい人は必見です!
【奥多摩】払沢の滝〜浅間嶺を巡る癒しのハイキング
では、今回歩いたコースの紹介をしていきます。
コース「払沢の滝入り口→払沢の滝→浅間嶺→浅間尾根登山口」
今回歩いたコースは、「払沢の滝入り口バス停→払沢の滝→浅間嶺→浅間尾根登山口」です。浅間尾根登山口から歩き始めるルートもありますが、今回は下山後の温泉を楽しみにしていたので、払沢の滝→浅間尾根登山口の順番で歩くことになりました。
下山後、浅間尾根登山口からは、徒歩で温泉「数馬の湯」まで歩きました!公式のコースタイム:5時間35分(青字は当日のログ)
標高差:633m
払沢の滝入り口/270m 09:20分
↓15分(10分)
払沢の滝 09:30分(休憩15分)
↓15分(15分)
払沢の滝入り口 09:55分
↓55分(40分)
時坂峠 10:30分
↓100分(90分)
浅間嶺/903m 12:00分(休憩1時間)
↓20分(15分)
人里峠 13:15分
↓90分(75分)
数馬分岐 14:30分
↓40分(30分)
浅間尾根登山口/610m 15:10分
↓約10分
温泉「数馬の湯」15:20分
浅間嶺ハイキングへのアクセス(電車、バス)
往路:JR武蔵五日市駅→払沢の滝入り口
電車で「JR武蔵五日市駅」へ。新宿からだと、約1時間30分の所要時間です。※武蔵五日市駅にはニューデイズ(コンビニ)が入っていました。
武蔵五日市駅で、駅前のロータリーから西東京バスに乗って「払沢の滝入り口」で下車します。所要時間は約20分、運賃は483円でした。
西東京バス「払沢の滝入り口」時刻表はこちら復路:温泉センター→JR武蔵五日市駅
帰りは、温泉から徒歩1分バス停「温泉センター」から西東京バスに乗車、JR武蔵五日市駅まで戻ります。運賃は954円でした。
バスの乗車時間は約1時間ありますので、ゆっくりと座って帰りましょう。
西東京バス「温泉センター」バス時刻表はこちら 温泉に入らない場合は、「浅間尾根登山口」バス停からJR武蔵五日市駅まで西東京バスが運行しています。コースガイド:まずは「払沢の滝」へ!
武蔵五日市駅からバスで「払沢の滝入り口」で下車したら、目の前にトイレがありますので済ませておきましょう。払沢の滝にはトレイはありません。
入り口は豆腐屋さんが目標です。檜原とうふ「ちとせ屋」さんの左側の道路を登っていきます。
こちらのお店は、昔ながらの手作り豆腐のお店で「うの花ドーナツ」が有名です!おやつにぴったりですね。
風情のある橋を渡り、川沿いの散策路に入ります。
ここから「払沢の滝」までは、たったの15分です。苔と紅葉のコントラストが、とても日本らしくて良い感じでした。
散策路はウッドチップが敷かれているので歩きやすく、滝観光のみの人は、パンプスを履いて歩いている人もいるほどでした!
(おすすめはしません…。スニーカーの方が絶対に良いです)
珍しい山男のガチャガチャ?がありました。
1回500円…お試しあれ。私は金欠なのでやめておきました。
木彫りのキーチェーンが当たるようです。
払沢の滝に到着!水が透き通っていてきれいでした〜。
夏は特に水浴びしたくなりますが、滝つぼに飛び込むことは禁止されていますのでご注意ください(近隣の飲料のため)。
払沢の滝は、秋川源流の沢の奥地にある滝で、落差23.3mあります。冬には滝が凍結するので、「払沢の滝冬まつり」と称してフォトコンテストが開催されたりします。
マイナスイオンに溢れる素敵なところでした!記念写真もお忘れなく。
コースガイド:払沢の滝入り口〜浅間嶺へ(903m)
払沢の滝入り口まで同じ道を戻ったら、分岐を浅間尾根方面へ進みます。
道なりに登っていくと、払沢の滝駐車場へ出ます。ここにもお手洗いがありますよ。
「時坂峠・浅間嶺」の方面に標識に沿って進んでいきます。
登り始めは、下の写真のようなコンクリートの舗装道路を登っていきます。
時坂(とっさか)峠に着きました。この峠は、展望がありません。
この時期は紅葉したもみじの木があちこちにあって、真っ赤に染まった落ち葉がきれいでしたよ(11月末)
しばらくなだらかな道を歩いていくと、雰囲気の良い古民家風蕎麦屋さんがありました。
お店の名前は「瀬戸沢」です(旧店名:そばど処 みちこ)。山芋のそばや山菜天ぷらが人気のようです。土日営業なので、平日の今日は残念あがら閉まっていました。
山の上で蕎麦ってなかなか良さそうですね〜。
蕎麦屋を過ぎると、深い森の山道へと続き、やや斜度のある登山道を浅間嶺まで登っていきます。
このハイキングコースは、甲州中道と呼ばれた古道の一部で、かつて秋川に住む人々が、本宿・五日市に通うための生活道路でした。
そのため、基本的にはアップダウンの少ない歩きやすい道が続きます。
昔は檜原村に住んでいた人たちが、馬車に石炭を積んでこの道を歩き五日市方面に下り、その帰りは生活物資を積んで檜原村に戻ってきていたのだとか。
この日は残念ながら終始真っ白でしたが、晴れていれば奥多摩三山である大岳山・御前山・三頭山を始め、丹沢方面の山や、富士山を望みます。
また天気が良い時に来たいですね…。
ちょうどお昼頃に山頂に到着!正確には、ここがピークではないそうですが、もうここで良いことにしましょう。
実は11/22(いい夫婦の日)に入籍したスタッフが!もう結婚しないのでは?と言われていたスタッフだったので、とてもおめでたい出来事でした。
ということで、みんなで山の上でシャンパンでお祝いをしました〜。成城石井で買ったチーズのおつまみも持っていきました♪
後は各々持ってきた山ごはんでピクニック。山頂の広場にはベンチ3つと、テーブルベンチが1つありました。
コースガイド:浅間嶺〜浅間尾根登山口
浅間嶺から浅間尾根登山口までも、穏やかな道が続きます。道さえ間違えなければ、危険箇所などはありません。
ところどころに分道がありますので、間違えないように、地図アプリなどを利用して進むと安心です。
空に真っ直ぐ長く伸びる、杉林の中を歩く道が印象的でした!
杉の他には、ヒノキや、ミズナラ・コナラをはじめとした落葉樹林が見られました。
順調に下ってきました。気持ちの良い散策路です。
舗装路まで出ればゴールは後少しです!
ゴール手前には、日帰り温泉&お食事処「木庵」があります。自然に囲まれたオシャレな外観で、名物の蕎麦を始め、檜原村名物が食べられるようです。
残念ながら平日は閉まっています…。休日に訪れた時にはぜひ候補にしてください!
温泉「数馬の湯」
下山後、浅間尾根登山口から10分程道路を歩いて、温泉「数馬の湯」に到着しました!
特に、この時期は冷えるので、温泉がある山を選びたいです。その点、奥多摩はいろいろと温泉の候補があって良いですね。この辺りの温泉のお湯はヌルッとしたアルカリ性が多いです。「数馬の湯」も弱アルカリ性のお湯でした!小さめの露天風呂もありました。
お食事処が併設されていて、中も広々としていて良かったです。檜原村の食材を使ったローカルな料理を楽しめました!特に、刺身こんにゃくが絶品でした。
バス停まで徒歩1分の立地なので、ぎりぎりまで施設内でゆっくりできるのが良いところですね。
温泉で温まってビールを飲んで帰宅しました。最高の一日になりました♪
数馬の湯 基本情報
休館日:月曜日
営業時間:10:00-19:00
料金:大人880円、小人440円
住所:〒190-0221 東京都西多摩郡檜原村2430
電話:042-598-6789
ホームページ:http://kazumanoyu.net/
まとめ
初めて浅間嶺のハイキングに行きましたが、都内からの公共交通機関でのアクセスも良く、時間を気にせずにゆっくりできるので、季節を変えて何度でも来たい!と思うほど気に入りました。
これほど豊かな自然が、まだ都内に残っているところが嬉しいですよね。ふらっと癒されにいく場所に最適だと思いました。
歩く時間は5時間ちょっとあるので、まあまあ歩いた気分にもなれるし、普段登山を趣味としていない人でも歩けるちょうど良いコースです。アップダウンが少なく危険箇所もないので、登山入門にとてもおすすめです!
少しわかりにくい箇所があるので、YAMAPなどの登山アプリを利用して、ぜひ歩いてみてくださいね。
コメント