こんにちは、DC山岳部(@dc_mountain)です。
先日、白馬で早朝に山小屋出発した時、登山を始めた頃に購入したヘッドライトをひさしぶりに使ったのですが、明かりが足りず十分に足元が見えなくて怖い思いをしました。
このヘッドライトじゃあダメだ…と実感し、新しくヘッドライトを購入することに。
どれでも同じでしょ〜と適当に選んだヘッドライトとはバイバイして、今回は本格的に使えるように、十分に光量パワーのある充電式のLEDヘッドライトを探しました。
2021年現在で最強と名高い登山用ヘッドライト「レッドレンザーMH5」を選択、実際に使ってみたら段違いの良さでしたので、ブログで詳しくレビューします。
私と同じように、本格的な登山で使える性能の高いヘッドライトを探している人は、ぜひ参考にしてください。
私が購入したレッドレンザーMH5はこちら
レッドレンザー【LEDLENSER】とは?
まず、レッドレンザーというブランドを聞いたことはありますか?
私は、最近レッドレンザーのランタンを使うようになり、はじめてその存在を知りました。というのも、元々、登山・アウトドア用品専門のメーカーではないので、ランタン・ヘッドライト以外で知る機会がなかったからです。
レッドレンザーは、ドイツのゾーリンゲンで生まれたLEDポータブルライト専門のブランドです。その均一で隅々まで照らす明るいライトで、さまざまな危険を伴う現場での作業をサポートしてきました。
現在では、ドイツ、中国、アメリカ、日本、イタリア、スイスに子会社を持ち、ポータブルライトの業界では知らない人はいない、世界のリーディングカンパニーの一つに成長しました。
登山・アウトドア業界でも、その高い技術力を活かした「まさに革新的なヘッドライト」で、ここ数年の間に一気に知名度を上げたブランドです。
レッドレンザーMH5
まずは、レッドレンザーMH5を開封。同封されているもの、基本スペックを確認していきましょう。
レッドレンザーMH5の中身
レッドレンザーを開封した中身はこちら。
- 保証書(最大7年保証)
- 説明書
- リチウムイオン電池(単三)
- USB充電ケーブル
- 本体
本体の他に、保証書・説明書・リチウムイオン電池一つ(単三)、USB充電ケーブルが同封されていました。
基本スペック
次に、基本スペックをみていきます。
なんと、最大光束は400ルーメンと、登山用のヘッドライトでは桁違いの明るい数値となっています(同スペックだと、ブラックダイアモンドのストームが最近400ルーメンにアップグレードされました)
点灯時間は、最大パワーモード(400ルーメン)で4時間、ローモード(20ルーメン)で35時間持ちます。
本体寸法(mm) | W69×H35×D38(ヘッド部) |
本体質量(g) | 約94(電池含) |
光束(lm) | パワー:400 / ミドル:- / ロー:20 |
照射距離(m) | パワー:180 / ミドル:- / ロー:40 |
点灯時間(h) | パワー:4 / ミドル:- / ロー:35 |
充電時間(h) | 約2.5 |
登山用のヘッドライトを選ぶ時には、明るさと点灯時間がカギとなりますが、ナイトハイクでもしない限り400ルーメンで4時間持てば十分なスペックです(予備電池を持っていけばより安心)
レッドレンザーMH5の詳細レビュー
では、レッドレンザーMH5の詳細を、写真を見ながらレビューをしていきます。
シンプルな構造で使いやすい!
まず、レッドレンザーMH5は、ボタンが一つしかありません。
ボタンを1回押すとローモード、2回押すとハイパワーモードに簡単に切り替えが可能です。
登山では、すみやかに光の調整をしなければならない時があるので、ワンタッチで操作できるシンプルさはとても重要です!
また、同様にボタンを長押しするだけで赤色モードに切り替え可能。
山小屋宿泊時の消灯後の行動で周りを起こしたくない時や、星空観賞で明るい光を出したくない時などに活躍します。
ヘッドライトを頭に装着して照らしたい場所に高さが合ってないな…という時は、ヘッドライト部分を上下にスライドするだで角度調節できます。
また、レッドレンザーならではの機能として、光の照らす範囲を広くしたり、狭くしたりなどの調節が可能です。
その方法は、丸いレンズのダイアル部分を回すだけなので、手元が暗い中でもシンプルで簡単です。
軽量で携帯性が高い
レッドレンザーのヘッドライトは、バンド部分を取り外すことができます。
取り外すとクリップが付いているのでザックにつけたり、手持ちでハンドライトとしても利用可能です。
クリップ部分をくるっと回すと、単三リチウムイオン電池が入っています。
通常、登山用ヘッドライトは単4電池を3本-4本程度使うものがほとんどですが、レッドレンザーMH5は「単三電池一本のみ」なので非常に軽量(約94g)です。
USB充電式で簡単チャージ
レッドレンザーMH5は、アップグレードされて充電方法がより簡単になりました。
直接専用の充電チャージャーを、ヘッドライトのマグネット式の取り付け口にくっつけます。
端子ではないので、高い防水性・耐久性に役立っています。
USB充電なので、出先でもモバイルバッテリーで充電できるところも嬉しいです。
いつでも、どこでも、充電可能ですね。
市販の単三乾電池も使える
充電するのを忘れてしまった…ということも意外に多いです…!
そんな時でも、コンビニなどに売られている市販の単三乾電池を使うことができるので、いざという時でも安心です。
予備バッテリーとして常に持ち歩いても、本数はたった一本でOKなので重さもそこまで気になりませんよね。
レッドレンザーMH5の光の照らし方がすごい!
レッドレンザーMH5には、アドバンスフォーカスシステムをはじめ、さまざまな独自開発テクノロジーが使われています。
その高い技術力で作られたヘッドライトは、「光の照らし方」が他とは違うと感じました。
その中で、実際に登山で使ってみて驚いたのは、以下の2点です。
- 明るさが均一でまぶしくない【地面の凸凹までよく見える】
- 照射範囲の切り替えが簡単【ワイド照射・スポット照射】
明るさが均一でまぶしくない【地面の凸凹がよく見える】
通常の強い光束を誇るヘッドライトの場合、近くを照らすと光が強すぎてまぶしく感じ、反対に光量を下げると狭い範囲しか明るくならなかったりなど、光の調整に苦労することが多くあります。
そのため、登山道で歩いている時に足元を照らすと、光が反射して地面の凸凹がよく見えなくなりますし、逆に光量を下げると視野が狭くなってしまうことがあります。
しかし、レッドレンザーMH5は独自の技術により、一定範囲均一に光を照らすことができます!
この視界、すごくないですか…?
均一な光は人間の目に優しく、まぶしく感じないので、光が反射することなく地面の凸凹までよく見えるのです。
登山道の凹凸をよく確認できるので、暗がりで歩く怖さが減りました。
照射範囲の切り替えが簡単【ワイド照射・スポット照射】
照射範囲の切り替えが簡単にできるところは、レッドレンザーMHならではのすごい機能です!
広い範囲を照らす「ワイド照射」から、狭く遠くを照らす「スポット照射」に切り替えが可能です。
実際にどのように見えるのか、写真で紹介していきます。
ワイド照射
ワイド照射は、一定範囲を均一に照らしてくれるので、足元・手元や、やや前方を確認しながら歩く時に便利です。
下の写真だと、通路はわかりやすいですが、奥に何があるかはまでは見えません。
スポット照射
スポット照射は、進むべき登山道がこの先どうなっているか確認する時に便利です。
この機能を使うと、ワイド照射では見えなかった物置の奥の青い壁や、遠くの木々まで見えてしまいます!
レーザービームのように、狭く遠くを照らす機能は、レッドレンザーならではです!!!
レッドレンザーは、最大光量400ルーメンで180mも先まで光を届かせられる、登山では最強のスペックを誇るヘッドライトです!
レッドレンザーMH5の種類・他商品について
レッドレンザーMH5は、グレー・イエロー・オレンジ・ブルー・ホワイトの5色展開です。
私は公式サイトが全て売り切れだったので(大人気!)アマゾンで購入しましたが、なぜかグレーを購入したのにブルーが届きました(笑)
でも、ブルーが可愛くて気に入ったので、そのまま返品することなく使っています。
結果として良かったのかも…^^
黄色もかわいい。
グレーもシンプルで良い感じ。
上のリンクから、AMAZONのサイトに飛ぶと他のカラーも見れるので、ぜひチェックしてみてください。
レッドレンザーのヘッドライトは、他にもMH3や、MH7などの種類がありますが、充電式で登山・キャンプに向きの必要スペックであればMH5で十二分です。
別記事で、レッドレンザーのLEDランタン紹介しています。テント泊登山する人におすすめです。
まとめ:登山好きには絶対におすすめ!
登山初心者であれば、もっと安い乾電池式のヘッドライトで十分かもしれませんが、本格的に登山を楽しみたいと思っている人にはレッドレンザーMH5を自信を持っておすすめします。
改めて、レッドレンザーMH5は、こんなヘッドライトです。
- 軽量(電池含めて約94g)
- 防水
- USB充電式
- 乾電池(単三)も使える
- 光の照らし方がすごい
- 唯一無二のワイド・スポット照射がある
補足して、見た目もかなりかっこいいと思います!ぜひ、チェックしてみてください。
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